有斐閣の「法律類語難語辞典」によれば、これは「身分、所属、職業、名誉などを表すため衣服などにつけるしるし」とあります。読むにも書くにも難しい字ですが、私共行政書士も、平時これを服の襟の穴に付けています。『書きかえ』には、「記章」とすることになっていますが、写真の如く桐の箱の表にも「徽章」と書いてあります。
ちなみに、『書きかえ』とは、昭和31年の国語審議会報告「同音の漢字による書きかえ」の事であるという事。即ち、すでに書きかえられているところもあるわけです。それに、ご存知の通り、昨今、このような常用漢字でないものは改められることが多いのです。
この行政書士会の物は、ピン止めなので、落とすこともあるようですが、落とさないよう、失くさないよう努めています。以前はねじ式でもっと黒くもあったようです。
弁護士バッジは、落としたり失くしたりすると、ただでは済まないようです。紛失届を出して、官報に発表される。しかも借り物で、高額品。純銀製・純金製。TVドラマでも、悪人がそれを付けて弁護士に成りすます話があったりもしますが。それほどに、社会的な威力がすごいという事でしょう。私共もこのバッジを付けると気持ちがきりっと張り詰めます。
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