📖「銀行との付き合い方　銀行がホイホイお金を貸したくなる社長になる方法」

「銀行との付き合い方　銀行がホイホイお金を貸したくなる社長になる方法」と言うとても長いタイトルの本ですが、昨今はこの手の様な「長いタイトル」の本が多い傾向を持っています。
目を引くために出てきたタイトル手法でしょう。
しかし、長すぎます。その必要があるのかと思いますが。
この本は、同じく長いタイトルのシリーズとなっています。

とは言え、この本おすすめの1つです。
つまり、タイトルからするソフトさが、内容にもそのまま盛られています。
やはり、文章力と言うものでしょうか。
この種のビジネス本・専門ものも分かりやすさが必要です。

企業が、何故銀行と付き合うのか?と言うより付き合わねばならないのか？
それは当然ながら、「借入」即ち「基本となる融資先」であるからにほかなりません。
国や地方など公共機関からの借り入れも同じ事ですが、それ以上に「銀行」は、身近な存在だからです。

●企業側の知るべき銀行情報

「銀行」と付き合うに当たっては、預金についての知識も当然ですが、「融資=借入」についてもよく知る必要があります。「いかにして借りるか？借りられるか?」に他なりません。
その際、多くのポイントがあります。粉飾決算など、嘘を言って借りる方法を知る必要などありませんし、それもやってはなりません。
健全な経営の上になる利益追求の為の企業存続発展の為に、「借りる」のです。
「融資」に際して、企業が知るべき銀行のことは、決まっています。
・借入額、使用目的、担保、返済期間、金利、融資に際して提出する書類、など。
中でも「返済計画」ですが、「企業の返済に見合った内部事情=売上高、利益などの話が出来るか?」にかかっています。
簡単な話です。銀行にしてみれば、「貸した金を確実に返してくれそうかどうか」です。
「その為に何を、どうするか」について書いてあります。
ただ、基本マニュアル本でもありますが、＜「裏技」はありません＞と、本の帯にもあるように、これはテクニック本ではありません。しかし、必須知識ですので、即実行すべき方法でもあります。（うんんん、やはり、「正面からのハウツー本」というのはどうでしょう）
企業側の知るべき銀行情報が、たくさん出ています。
そして、更に、「銀行側が知るべき企業情報の収集法」も必要なのです。➡銀行員用の研修本

「銀行員のぶちまけ本」と解しています。

同じ著者で、このシリーズが出ています。読んで面白い本」の1つですし、「融資」についての物知りにもなれましょう。

※　「銀行との付き合い方銀行はホイホイお金を貸したくなる社長になる方法」川北英貴著（すばる舎リンケージ）