英語雑学事典　📖

言葉の持つ意味だけではなく、歴史的背景や、それにまつわる話を取り入れて説明している点から、まさに「読む事典」になっています。

ひとつの単語について、多くても、1~2ページくらいの記事で仕上がっていますので、さして、読み飽きることも有りません。

これは、「辞典」ではなく「事典」です。

記事内容としては、哲学的・論理学的な記事も有るので、ただ読み流すばかりでもありません。

それを教養・物知りの1つとして捉えるなら、余計に楽しめるでしょう。

又、著者は、世間にある「誤った情報」に特別に考慮して,記述を進めたと言っています。

読み進めば、時として出版されているところの「寄せ集め情報本」というようなものとは、違うこともわかります。

英語に興味にある人だけでなく、雑記記事や世間話としても、読んでいて楽しいものです。

※「英語雑学事典」トムバーナム著（研究社）