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後悔しない生き方はできるのか?

🔴少しでも後悔しない最後の為に考えることは、危機管理が大切

TVで見た話でしたが、「多くの人はボーとした毎日を生きている」とあったのが、時に思い出されることのひとつです。考えてみれば、まんざら嘘でもない気がして来ます。

つまり、目の前のことだけを考えて、または考えず反射的に行動している。


1.危機管理とは

出来る限りの最悪の事態を想定し、それに対する対策を考え、常時異常はないかを見て回り、現状を維持する事。
言い換えれば、【どのような危機状態を想定すればよいかといえば、今ある状態が180度異なった時のことを想定すれば、100%の防御体制がかなうと思いませんか】でしょうか。
個人と法人に分けて、考えられる危機と言うものを揚げてみましょう。


個人の場合に考えられる事項:

・生命の安全・・・・病気、事故、事件、自然災害等からの生命危機
・生活資金の不足・・労働賃金の確保が出来ない就労、突然の解雇、会社倒産、借金苦
・家族の崩壊・・・・各人の意見の相違、家族の死別など生活周囲の変化による
・夫婦の離別・・・・性格の不一致、熟年離婚、介護疲れ、舅関係
・健康・・・・・・・仕事上や家庭上からくるストレスなどによる突発的失踪、
・孤独感をもつ・・・生まれ育った環境が影響しやすいことや大切な人をなくすことや外部から気づつけられることによる孤独感。


法人の場合に考えられる事項

・企業情報の漏えい・・・不正アクセスやウイルス拡散による情報漏えい
・役員の生命の安全・・・個人的生命の安全が無い時。
・企業へのテロ行為・・・サイバー攻撃、不正アクセス、爆弾設置予告、製品毒物混入、
・資金不足・・・・・・・売上減少、黒字倒産、赤字、借金まみれ、不良債権とその増加
・不況下でのあおり・・・不況倒産、資金ショート、連鎖倒産、不渡り手形、
・人材不足・・・・・・・若年労働者不足、高齢者対策、事業承継者対策、
・不良債権・・・・・・・融資や売上商品の債権回収不能
・経営者側の犯罪・・・・パワハラセクハラなどのハラスメント、汚職、会社の私物化
。労働者側の違法行為・・内部告発、賃金や労働問題スト、業務上横領、企業情報の漏えい、商品の横流し、
・突発的要因・・・・・・疫病(コロナウイルス)、自然災害、大きな事件事故


2. 対策

①指さし呼称・・・旧国鉄が始めたと言うこれは、普段の生活の中でも特に習慣化したい行動です。火元・鍵かけ・行先の家族への連絡などは、特に効果的です。ただ、習慣化してもいい加減になると意味がありません、やはり、目と声で確認をする者です。

⓶「ほうれんそう」・・・言わずと知れた企業必携所作です。ここにも「目と声」が効果があるでしょう。

③連帯意識の向上・・・・全員に朝礼連絡や体操を強制するのは効果としては薄いですし、その内やる気もなくしやすい。社員の給料、福利厚生,休暇など待遇の改良(労働改革)。

仲間意識を持たせる社内工夫。仕事の効率性。時間短縮意識、アイデア・工夫の提案推奨。

④計画表を作る・・・人生において基本的に誰でにでも起こる事、企業における将来予測については、「将来起こるであろうと言う事」を掲げ、その対策、実行、結果からの反省などから、各事象への対策管理をする。

⑤確認者の複数化・・・一人だけとか、いつも同じ人に任せない。

⑥企業・・・融資や商品売り上げ時の債権限度額の設定、常時信用情報の取得・情報管理の仕組みの常なる見直し。権限者の権限範囲内容の洗い出し、



3.計画表の基本的な事例

・個人・・・人生80年として、一生に基本的に誰にでも起こる事ととしては、次の事が有ります。
 生誕ー乳児幼児教育ー小中学校教育―高等学校又は社会教育―大学教育又は社会教育ー労
 働―結婚―出産と家族―労働中期から後期―定年及び定年後の生活―最期


・企業

 創業/起業ー成長期ー安定期ー衰退期、又は、事業承継・・・



4.まとめ…全てには「時期」「適齢期」と言うものがある。

この世の中、ほとんどの人が何かしらの問題をもって毎日生きています。
「私の人生は何一つ大きな困りごともなく穏やかに、幸せに過ごせた」と言うような人は、少ないでしょう。
人によって「何が幸せか」は違いますが、基本的な事では、左程違いはないでしょう。
人生においてもそうであり、誰もが行ってきたことを行えば、人生の基本路線は少なくとも外れていないので、困りごとも少ないとも言えるかもしれません。
唯世の中の法律や決まりごとは、すべてに合わせて作られていくのでやはり、「大勢」に合わせた人生を送る事で基本路線を外すことは少なくなるでしょう。
その一つの対策としては、人がやるべき時(年齢)には同じようにやる事です。つまり、物事には、「時期」と言うものがいつでもあるものです。それに合わせて過ごせば、少なくとも基本路線は、外れないのです。
例えば、50,60になってから、「○○を始めた」「xxでやっと結婚した」と言う様な事は、全て一般的な時期を外れたことを言っています。これでは、その目的に対しては、遅れるばかりですので、時期を外れなかった人の結果と同じ結果を生むことは、ハードルが高く、目的を達成する事が出来にくいと言う事です。

🔴「遅すぎる」よりはまだ「早すぎる」ほうがやり直しもできるほどに余裕があります。

こうも言えます・・・人生は思い通りにゆかない。



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