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紙削減、デジタル化、事務機器

世の中がデジタル化を推進することで、紙の削減化に商機を得ているように思えます。
企業間においては、リモートワークの台頭は、コロナのような世界が危機の下にあっての別の業務履行の方策をを提示してくれています。
これが今後ますます進化拡充していくことに間違いはありませんが、ご存知の様にすべてが、デジタル化出来ない事がある事は、手仕事業務をはじめとして、アナログでしかできない世界と言うものの事をTVやSNSでも取り上げています。
勿論それらは、アナログであるからこそできる結果を芸術のレベルにまで引き上げています。
話は元に戻します。従来からあるFAXは、受信には、紙とロール状のインクフィルムを使います。このロールは、ひとつ500円位のものですが、インクが、フィルムなので、アナログ写真の様に、使った部分が多くても少なくても巻き取られていき使っていないところが出て来ます。これがもったいないと言うわけです。


複合機プリンターのすすめ

ではこれをどうすれば、解決できるのかです。
答えは、使用をやめることです。
つまり、複合機のプリンターへ今使っているFAXの線を繋いで、プリンター側で、FAXを受ける状態にします。その時、FAXを受信した時に、画面で内容を少しでもみられるので、必要かどうかの判断が出来ます。こうすれば、今までの様な無駄になるフィルムも不要ですし、受信した不快なFAXも印刷せずに済みますし、その場ですぐ削除できます。
紙削減は、スキャンやPCにファイル化することで解決すると言われますが、その時でも、常に整理整頓も必要です。
要らない書類や写真をためすぎては、PCの容量にもよりますが、検索やスピードに影響が出て来ます。


そして、また言えることは、どの企業でも、これが出来るとは限らない事です。
一般に、企業が法人化していれば、多くのところで、事務機器を取り入れ、デジタル化が進んでいるだろうと思われがちですが、実際はそうとも言えないのです。
つまり、企業としては法人化しているのですが、会社設立から、運営・経理会計システム迄すべて、税理士事務所任せにしているところもあると言う事です。
そういう企業の多くは、元々個人企業であり、又下請け専門企業であったり、得意先も、数社であったりするところが多いものです。
驚きなのは、中にはプリンター1つ持っていないところが実際有ります。普段は、スマホの電話とメールだけしかデジタル機器は使っていないと言うものです。
この事実を知ると、紙の削減を複合プリンターで解決できると言う提案は、万能解決策どころの話だと言えないわけです。
社員が高齢化すると、デジタル機器を使えない人が多くなると言う事実が、企業進展の阻害要因のひとつである事は、ずっと言われている事です。とは言え、せめてプリンターの便利さは、知る必要があります。
個人であれ、法人であれ、事業をやっている企業が、デジタル機器を少しでも使えることは、当然のことなのです。


FAXのデメリット
・ロールフィルム使用なので、無駄が多いし、コストとしては高い
・印刷が不鮮明。
・不要な受信文も受けやすい(印刷しないと相手先の事や内容がわからない。ただし、複合機プリンターで、接続の時は上説しました。)
・重要文書の送信は、機密性・不鮮明な文字からしても、危険で不可能・・・間違った宛先
 に送ってしまえばもう取り返しがつかない。

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行政書士 井原法務事務所
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