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TV番組「琥珀の色」を見て思う

以前(2018/10/5にテレビ愛知)「琥珀の色」と題するドラマをやっていました。
その時にメモったことを、お話します。

初めから見ていませんでしたが、其れが、何のドラマなのかすぐにわかりました。

と言うのも、以前NHKで「マッサン」と言う朝ドラをやって居ましたが、多くの人がこれを見ています。

それが、ニッカウヰスキーの創始者のドラマであるのに対し、この「琥珀の色」は、サントリーウイスキー創始者鳥居新治郎の物語でありました。

「マッサン」での主人公が「琥珀の色」での構成は、多くの点で違っていました。

どちらが本当なのか知りませんが、唯一確かなのは、鳥居社長の言葉。やってみなはれ」です。

どちらにも出てくる言葉なので、直ぐ何のドラマ化か分かりました。

 これも、実に面白いものでした。俳優其々が、とても味のある演技でした。

これを見ていて成功者と言う人に対する色いろな感覚を抱きましたが、中でも一番印象に残ったのは、「家族の絆」でした。

サントリー創始者で有る弟の多額の借金も兄が、一緒に金策に駆け回る姿、弟の起業への思い切った賛同、果ては、死の間際に残す「お前は私の誇り」(確かこのセリフだった)と言う言葉です。

この家族は、深い絆で結ばれていたこそ大事業が成功した大きな理由の一つであると感じ入りました。

たとえドラマとは言え、それは真実の話でしょう。


   「成功の影に、家族有り」です


思うに、会社における事業承継問題は経営者にとっての最大の悩みとも聞きます。

このドラマの様に、家族のきずなが、経営にどれほど影響を及ぼすかが手に取るように分かります。


あなたの会社を考えてみましょう。どれほどの家族の絆があるのか。

そしてどれほど、お互いが、経営に協力しているのか。

そこにも事業承継問題の原点は、家族として生まれ育った時点から育まれているかいないかがわかるでしょう。

勿論、家族のきずなもなくて、一匹狼でのし上がった人もいます。

その人はその人で素晴らしいのです。今は、その人とは違う視点でとらえた話であります。


このような実話ドラマは、実に見て楽しく素晴らしく、見た甲斐があると言うものです。

日本は、歴史ドラマや、実話のドラマは、とてもうまく作ります。


そして、もう一つ感じたのは、このドラマの中で外国人船長が言った言葉です。

「我々は生活を楽しむが、日本では楽しまないのか?」(これも少し不確かですが,このように言ってました。)

この話は、又次にします。

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