国交省「建設工事事故データベースのデータ公開について」

国交省HP　報道発表資料　令 和 6 年 2 月 2 日　https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001721201.pdfより掲載

建設工事事故データベースのデータ公開について

国土交通省では、これまで建設工事事故防止に向けてさまざまな取組を行ってお
りますが、建設業従事者の建設工事事故防止に向けた対策の検討・立案に活用して
いただくため、建設工事事故データベースの事故データを一般に公開します。

建設工事事故の件数については、減少傾向ですが、件数の下げ止まり及び過去と同
様の事故が繰り返し発生している状況です。特に中小企業など工事件数の少ない企業
では、工事事故経験の蓄積が難しく、現場の安全性向上に役立つデータが求められて
います。
また、一部の建設会社では、厚生労働省の労災データや自社の事故データを AI 等
で分析した「事故防止システム・アプリ」を開発し、建設現場における安全性向上を
図っているため、より多くの事故データが求められています。
このような背景から、国土交通省では、令和元年度から令和４年度に地方整備局・
都道府県・政令市で発生した建設工事事故約 1，600 件の建設工事事故データを国土
交通省 HP で一般公開します。
国土交通省が蓄積した建設工事事故データを公開することにより、KY 活動への活用
や「事故防止システム・アプリ」の精度向上など全ての建設業界の現場の安全性向上
を期待します。
■建設工事事故データベース URL
①概要・利用規約について：https://www.mlit.go.jp/tec/content/001720621.pdf
②事故データ（令和元年～４年）：
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001720622.xlsx