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働き方:デジタルノマド、テレワーク

🔵「デジタルノマド」ってなに?

・まず、コロナにより急速に促進されたのが、「テレワーク」(造語)ですが、リモートワークというのもあります。

テレワークは、国や自治体何度公共機関が使い、リモートワークは、IT企業をはじめとする民間企業が使うというような違いがあるようですが、さほどの違いがないようです。

テレワークの「テレ」は、「遠くに」であり、「リモート」は、リモートコントロール(遠隔操作)というようにそのまま「遠隔地」からを意味しているわけですが、その定義がしっかりされているわけでもないとあります。


では、「デジタルノマドとは何か?」です。

英語でdigital nomad。ITを利用して世界中どこからでも、自由に仕事をすることで、企業や自宅から離れたどこかで一か所に留まって遠隔で仕事するという形態ではない。もっと自由にあっちこっちと留まらず動いてばかりいてその時に仕事する、と同時に私生活も楽しむ。

「ノマド」は、遊牧民のほかに「放浪者」という意味もある。収入はある程度でも確保しながらなので、その意味では遊牧民だが、「放浪」といってさして変わらないかもしえない。

今でも、作家・記者・ドイツのマイスター制度の職人・日本の包丁一本持って調理職人世界を渡り歩くなどは、その意味では似ていませんか。


拡散しまくるのか?

デジタルノマドが、無茶苦茶増えるとは思いませんが、過去にも「自由」を叫んで、あたかも人権の頂点としての開放を唱える活動は世界的にありました。しかし、どれもこれも、「FREEDOM」の旗のもと消えていきました。

人の生活の中には常に社会的秩序維持というルールがあります。個人主義から、利己主義に落ちいるだけが蔓延しやすいのが、「自由」が持っていることを忘れやすくします。

世界に散在する遊牧民と言われる人も、定住生活に変わってきていることが報道される如く、「どこでも生きていける」という考え方と「放浪的生活スタイル」とを、混同すると、日本で昔から言う「浮き草」とか「足無き草」でしかなくなるでしょう。その単位が広がると生活スタイルが変わるのではなく、点でばらばらな生き方の集合体になり、国家という存在意義が問われることもありましょう。経済がそもそも破綻するからにほかなりません。

世界は、単なる人の集合体で動いているのではなく、共同体として動いているところに、文化経済の発展があります。

「やりたい時にやる」ということがどのような時にも誰にも、存在するわけではありません。そこには、共同体であるが故の規律成り・決まりがあります。あるからこそ、個人の生活もなりたつのです。

要は、人は一人で生きることはできませんし、協力の下で成り立つものでしかないという事です。どのようなことも、変化が進化であるものもありますが、全ての変化イコール進化ではないのです・・・「変化≠進化」


テレワーク:TELE+wORK.造語。英語圏では、テレワークと呼ばず、リモートワークというようですが。

デジタルノマドのビザについては、入管HPに置いて掲載されています➽「在留資格「特定活動」(デジタルノマド(国際的なリモートワーク等を目的として本邦に滞在する者)及びその配偶者・子)https://www.moj.go.jp/isa/applications/status/designatedactivities10_00001.html」

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