この本を紹介できるのは、誠に喜ばしい一面があります。それは、「安価・情報量が多い・丁寧な作り」である点です。
これはダイソーから出ている「ダイソーミニ辞典シリーズ」の1つとして出版されているのですが、実に、その情報量=掲載名言量の多い事が、まず一番の事です。
今時、100均の出版物にいい本などないと思うのが誰しもですが、手に取ってみれば、その量の多さと定価100円で出来るのかと言う聊かの驚きを得るに相違ありません。
さすがに、一般出版社の様な辞典類と比較するには語弊がありますが、ポケット版としての比較なら、充分請け合い出来るところです。
読み方としても、テーマ別に分類してありますし、暇ある時にページをめくるにはもって来いと言えるでしょう。
さらに、驚きなのは、丁寧な索引がついていることです。普通にこの手の辞典類を見ても、索引のついているものは、計算をしたわけでもないですが、本屋で見る限り、凡そ、7,8割方といった様子でもあります。すべてのこの手の本に索引があるとは限らないのです。
それは、この手の企画が昔からよくあるような一般企画で作られる、いわば大衆向け本ともいえるので、その出来具合は、ピンからキリまである、と言ったところです。
叉、ダイソーのこの手のシリーズ物は、その内容と値段の割にしては、お買い得と言える種類が多いものです。外国語辞典も色々ありますが、一般の外国語のポケット版にひけを取らない語彙量があります。
それゆえ、この手のシリーズも有益であり、買って損などは絶対ないとも言えます。「100円でこの量」だからです。ただこうも言えます。「所詮100円の本、一般書を買うほうがいい」とも。
しかし、何が言いたいかと言えば,「100円でここまで出来てる」と言う価値をお知らせしているのです。
何かSNS上で、ブログ投稿する際の、ネタとしても使いやすいでしょう。
※日本・世界の名言・名句」浅田秀子監修(ダイソー出版・ダイソーミニ辞典シリーズ⑳)
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