建設業許可申請書類には、企業の営業沿革や、実務経験履歴、常勤役員の経歴等、申請時に必要な書類があります。この場合、正確性・整合性が求められます。
即ち、特に時系列の整合性=年月日の継続があっているかです。空白時間があっても数日ならともかく数年に及ぶとその間は何をしていたか・作業内容と他の書類と合ってないとかなります。
転職したり、転勤・昇進などにより職名が変わったりします。その時の勤め先の証明が必要となりますが、転職や退職した時に、けんか別れなどしていると、中々その証明を書いてもらえないという事が発生します。
それでは、書類が作れません。その時は、都道府県など申請する窓口に相談するわけですが、やはり…です。
又、過去の携わった工事名・年月日なども、証明書との整合性を見る為にも自分の履歴はしっかり記録しておくことです。
また、過去の勤務先が倒産や閉業などによりない場合は、法人の場合、閉鎖登記簿謄本なども必要な時があります。ですから、過去の勤務先の正しい名称・住所などはしっかり記録保存しておくことです。個人でずっとやってきているときは、勿論自己証明になります。ただ、始めはどこかに修行なり努めているのが普通なわけですから、そこの会社の事も必要となります。
まとめ
つまり、自分の人生記録=履歴書は一生ついて回るので、記録保存が必要だという事です。勿論このような履歴が必要のない仕事も世間にはいっぱいありますが。こと許認可申請などにおいては、いつ必要となるかもしれないという事は知っておいて尊わないでしょう。たとえ、建設業許可を取るつもりはなくてもです。
叉止める時は喧嘩別れも多いもので、証明が取れないとなりますが、出来る事なら、やめる時は、出来るだけ穏便にやめれることも大事です。たとえ穏便に退社しても、中には、起業したり、建設業許可を取ったりすることに対する嫉妬から、証明書を書いてくれない時もあります。
人間付き合いは難しいものですから、平素の付き合い方の勉強も心得ておきたいものです。
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