情報の管理
個人情報・企業情報の管理は、情報の量が増えれば増えるほど、維持管理には、慎重さが必要となります。勿論初期段階において、その量が少ないとしても、管理には、十分気を付けなければなりません。
デジタルの安全性
・おなじデジタル機器(PC・モバイル機器など)を2人以上多人数で使用する時は、特に、危険です。発信・受信において、本人に成りすまし、内外部に発受信するなどは、受信者にとっては、お互いが分かっていない限り、たとえ、御互いだけの暗号を持っていても、それを他人に知られていては、相手を、本人としか認識できないでしょう。
家庭内においても、1人1台の使用を心がけるべきです。たとえ、お互いが分かっていても、先々どうなるかわかりません。又、pc・モバイルを開くには、セキュリテイ上、パスワードの設定が大事ですが、家族でも、個人のデジタル機器を勝手に覗かれない様に、パスワード及び、使用中のまま籍を離れない事です。
・セキュリテイソフトの導入は必備であることは、言うに及びませんが、Window7の様に期限切れのものは、そのセキュリテイの危険さを認識しておかねばなりません。又、セキュリティソフトもどれも100%完璧とは言われません。しかも、安全のために、ソフトを増やすと、それが反って危険にもなると言われます。
メール
一度送ったメールは、削除ができません。(一部、数秒間にわたり削除できる機能もありますが。)
・相手先を間違えない事が最重要です。
・内容を確認する事。(言葉の選択、内容の間違いなど)
・送る要領の見極め=要領が大きすぎると、相手先が、受け取れなくなります。多きときは、メールの宅配会社を利用することです。(無料有料があり、無料でも、十分使える)
紙の情報
・紙情報は、いくら、全てのデジタル化・電子化が進んでも、必ず必要です。紙の情報は、維持管理のひとつとしては、「置く場所」、格納場所、設置場所とでも言いましょうか、一番大事でしょう。永久保存なのか、一時保存なのか、削除も直ぐ削除なのか、一時期終了後削除なのかの違いもあります。そもそも個人情報が漏れない最大の方法は、その場で削除することです。勿論、殆どの情報が、その場で削除も出来なければ、永久保存もあり得ます。
例えば、顧客の個人情報は、USBメモリーやCDデスク等に入れても、持ち歩かない事。
よく落としたり、無くしたりすることが言われます。失くして見つかったとしても、それが外部に漏れたどうかは、事件が起きない限り分かりません
その意味からも、紙媒体情報は、シュレッダー削除しかありません。燃やすことも、化学薬剤で溶かすことなども、簡単にできませんし、例えば、会社の空き地で燃やすなど、燃やすこと自体が法律でできません。
銀行などは、シュレッダーの削除紙幅も普通より狭く、また、紙情報の廃棄は特別の廃棄先を持っているとの事です。
アナログ社会で生きる
・「デジタル時代」と言う事で、世の中、アナログ機器・アナログ情報は、デジタル情報化に変えています。
アナログ情報は、人のぬくもりが必ず直に伝わってきます。
だから、カラーよりも白黒に、高層ビルよりも低層ビル、高速道路よりも一般道に、CDよりもレコード盤に、クラッシックと言うのではなく、過ぎて逝った過去へのノスタルジーを感じたく、時として、古いものを引き出してきます。
所謂、昭和レトロブームと同じ感覚でしょう。形態的には、レトロ感覚ですが内容としては、懐古趣味以上の過去への郷愁と戻れぬことの悲しみでしょう。
その証拠に毎度出てくる言葉が「あの頃は良かった。今はダメね、」ばかりです。
それらのアナログ情報は、一枚の紙には、その紙だけにある情報であり、そこから世間にすぐさま飛び火する事は簡単には出来ませんし、ほぼ100%出来ません。そこにとどまっています。
しかし、デジタル情報化した紙の情報は、書いた瞬間からすぐさま世界に飛び火発進させることが出来ます。良い意味では、瞬時に、世の中に発信できる良さがあります。それは同時に、途中で止める事が出来ないことでもあります。
それ故、今は、「間違った発信」「世間に出したくない情報=個人情報」を常に固守しなければならない世界に誰もが生きています。
それはとても難しいことであり、固守する以前に「いつの間にか既に多くのところにあります」※1
公共に提供した個人情報でも、時折、情報漏れやハッキングされたと言うニュースが出て来ます。
これら個人情報を固守しようにも、世の中がデジタル化すればするほど、発進しなければならない事が多くなります。
其処には、必ず外部に漏れないよう、又目的以外に使わない様に厳守する事が言われます。
必ず厳守されればいいのですが、最低でも必要とされる社会である以上は、何処までならいいのか、どれはいいのかを決めるのもわかりにくいものです。
そこで、少しでも個人情報を固守する煩わしさも少なくしておきたいものです。
その為には最低どうするか・・・考えねばなりません。
それは、全くデジタル社会に接触しないわけにはいきませんが、デジタル製品・記入・使用など、できるだけ「デジタルもの」には接触しない事です。
つまり、SNSなどやらない事。クレジットカードは作らない・使わないで、いつも現金払いにする事。携帯電話の使用も限定者に決める事。ネット・TV通販などしない。
出来るだけアナログ生活をする事です。欲しい物・売りたい物もネット売買しない事。
以前、中国の情報社会についての現況のTV番組がありました。
其処には、町中のどこにも防犯カメラが設置されています。又、「将来的には、顔が分かりにくくても、歩き方などがが登録されていることで、本人確定するのも出てくる。」というのです。
先日聞いた話では、イスラエルでは、電話を誰かに掛けただけで、その相手先の情報がわかるとかいうアプリが出来たと言うのです。どこまで信じたらいいのかわかりません。通信関係者に聞いても知らないと言いますから、余計に。
抑々、クレジットカードを衝けば使うほど、貴方の行動は、デジタル的に記録として残ってしまいます。貴方の生活行動が他人に知られていると言う事です、勿論それをもってあなたに危害を及ぼすことは普通は有りませんし、有ってはなりません。
しかし、毎日の居場所だけで知られているという恐怖があると感じませんか。
これが「いつもニコニコ現金払い」なら何ら知らないうちに行動記録が残る事はないのです。有るのは、受け取ったレシートにだけです。
其のレシートは、貴方の家計簿として役立ちます。又、返品時にはそれが必要です。
唯、何かの事件に巻き込まれた時は、貴方の行動の立証が出来るメリットはあります。
位置情報
携帯電話には、位置情報入力が出来るようになっています。
何か事件が有った時には、これも証拠となりますが、だからと言って、個人情報保護を考えるなら特別な時でもない限り出来るだけ使わないほうがいいです。
これも普段は、使わない様にします。
SNSなど投稿している写真にも、個人情報。位置情報は、削除しておく事です。
※1例えば、よく言われているマイナンバーカードを作る事使う事、クレジットカードを作ること使う事、家を買う、車を買う、電気用品・食料品を買う、SNSをやる、携帯電話を買う使う、等々、何処のところでも個人情報を提供しないとそれを使う事をはじめとして、そこから進めない様になっています。
※2「社会での位置=人は、企業に勤めている・個人で商売をしている・専業主婦であるなど、今の自分の「所属」を主張できないと、不安になる。定年退職して、趣味に打ち込む・人のためにやる事があるなど、目的と実施にやる事があれば、社会での自分の存在を定義できるので、ボケると言うことは、少なくなります。
デジタル社会で生きるよりは、アナログ社会で生きていると、便利さは享受しにくいが、人とのつながりの深さから、心の安堵感が出てくるのは確かです。
マスべディア・SNSなどで、批判批評を受けることが有っても、それらの意見が世界の100%の意見ではないことで、それが世の中の人のすべての自分に対しての意見だと捉えてしまわない事です。
SNSやマスメディアでの言われたことは、人にはすぐさま事実であり、真実であると、信じ安くなってしまいます。
これが落とし穴です。その投稿・意見は、その画面内・紙面内・紙面や画面を見ている人だけの世界です。たとえ、電波で世界日ひろがっても、「人のうわさも四十五日」であることも思い起こすのが大事です。
人は生きていくとき、何かに頼る・何かにそよぐことで、自分の所属・存在意義に確信を得ようとします。それが、大抵は、自分の好き嫌いであり、それに説明を押し付けて、正当性・正論性を見出そうとします。正しくても正しくなくても、こじつけの説明でもって、事実と納得しようとします。
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