予防法務という言葉は、世の中に浸透してはいないと思います。
契約書を作る。遺言書を作る。許可を得る。等々。すべて、転ばぬ先の杖になります。
しかも、ただ作るのではありません。充実した中身のある文書を作るのです。つまり後々、紛争にならないないように、たとえなっても、小さく事を収められるようにしたいものです。
それがリスクマネジメントというものです。
予防こそが、万病対策の基本です。しかし、これは、目新しいことではないのです。誰もが初めから思っていることなのです。それをどの時点でどうやるかなのです。
その一つは、日々小まめに、規則正しい行動が非常に大切であり、それが故の効果も生み出すのです。遺言書は、早めに作る。とりあえず作ってみる事です。
その為にも、エンディングノートの活用をお勧めします。とりあえず書いてみる。しかも、毎年一回は最低見直すことが必要です。その為にはエンディングノートを毎年新調するか、大学ノートででも、使いましょう。
今の状況と、来年の状況がおなじという事はわかりません。家族同士で仲良く相談していたとしても、親が無くなったりすると、子供の考えが変わることは、日常茶飯事です。
企業においても、製造ラインで、営業先で、いつどのようなトラブルが出るか分かりません。常に、360度にアンテナを向けていなければなりません。小さなミスこそが命取りになりやすいのです。
あなたがプロ意識であっても、「俺はプロだ」と他人に公言をしますか?本当のプロは公言しません。
「いつまでも、勉強です。プロと大手を張れるようにしたい」と、下向き体制で言います。
それこそ商人魂。日本の商人です。
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