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日本は紙一枚

●日本で結婚をしようとするなら、ご存知のように、日本人同士であれは、紙一枚「結婚届」を市区町村の役所に出せばそれで済むわけです。

こんなに簡単な方式. ここにあるのは、「自由」です。

つまり、好きなもの同士、お互いを必要とする者同士が、一緒になりたい(形だけでの儀式でも)と思えば、この紙一枚出せば、成れるのです。

しかも、役所は24時間受付。

出来ちゃった結婚でも、思いたったが吉日結婚でも出来る国なわけです。

国民へのというよりは、人間の尊厳への現われのひとつと言っても大袈裟でもありません。

諸外国のように、宗教上に則り、同じ宗教信徒でなければならないとか、何枚もの書類の提出が決められているとかではありません。

そもそも、お互いを必要とする者同士に、自由が求められます。

(=しかし、正確に言えば、「法律」というものがあるように、物事は、事件・事故・犯罪を抑止しなければならないと言う当然の現実はあります)

重婚がだめなのは、本来が常識以前の事であり、重婚を起こすこと自体、重婚=犯罪と言う意識の欠落位の問題ではないわけです。

(一夫一婦制においての話をしています)


また、結婚式が神聖なものであるとしても、それを行わねばならないと言うものではないわけです。

むしろ、儀礼的な事より、結婚後の夫婦の生活自体が問題であり大切なものです。


そして、また、結婚したことを世間に公示しなければならないと言う強制も不要でしょう。

皆から祝福されると言うのとはまた違います。


究極のところ、「婚姻は、2人だけの事」だけであることに起点をおけば、他の事は無関係でしょう。


 

◆イタリア=結婚の公示(2週間前に発表=重婚を避けるため)

◆フイリピン=婚前講座への参加義務があり、其の修了証明書を貰らってから、結婚届を出す。

◆中国=結婚前の身体検査。

◆フランス=結婚届に2人の立会人が必要

◆韓国=2005年までは、同姓同本思想があった。8親等以内の血族との結婚は出来ない

◆ブラジル=新聞掲載(重婚を防ぐ為)1カ月後、登記所や教会で、婚姻儀式を行い結婚成立。

◆イスラム圏=2人証人(ムスリム)が必要。ムスリム同志のみ。そうでない時は、入信証が要る


まとめ

●「結婚」は、当人同士の「一緒になると言う約束の儀式・共にこれから生きていくと言う誓いの証」。

親や身内が認めなければ、自分たちだけでどこかへ行ける自由もある。

「結婚届」は、当人同士が一緒に生活することになった証を届け出るだけのものに過ぎないのだから、たとえ「結婚届」を出さなくても、同居でも、新戸籍が出来ない・税金・社会保険・相続問題などがあるものの、基本、本人たちの問題だけである。

近親婚は、遺伝上問題が多いが、いとこぐらいまでなら。

こと恋愛・結婚に際しては、本来自由である。


結婚に際し、何かの制約が有れば、幸せは遠のいて行ってしまいます。

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