◆以前もどこかで取り上げた課題のひとつ「レジメ」について・・・
講演でも、研修でも(特に)レジメは必要です。
しかも、出来れば、講義・研修の内容は、もれなく書いてあると言った内容が欲しいものです。
何故か?
それは、「話に集中できる」からに他なりません。
学校時代でもそうですが、教科書もないとなると、メモを取ることに集中してしまいがちです。
ともすると、「聞く」というより「書き留める」事になってしまいます。
勿論、後で復習などしますが、書き洩らさずと言った状態でメモしたものは、速記でもない限り、書き足らず・読めない文字等になりやすいものです。
勿論要点だけを書きとめるのは、本来の基本でしょうが、やはり「聞き洩らさず」と思っている研修・講義などは、そうなりがちです。
内容を後からもしっかり読めるほどのレジメであれば、「聞く」事に集中できます。
そうであれば、後で、質問もできると言う事になります。
よく「質問はありませんか」と言われますが、何も質問が出ないのは、大概「知っている事か・書くことに時間を取られて何を聞いてよいかわからない・難しすぎる」等が多いものです。
話す側にとって、難し過ぎる質問も困ることもありますが、むしろ、何も無いと言うのも、淋しいと言うより、その時の研修・講義の出来栄えが良かったのかどうかの反省にもなります。
人の前で、話すと言うのは難しい点が多いものですが。
◆コロナ禍で、どこでもZOOMを使うのが多くなっていますが、ZOOMを使う時には、設定時に、レジメ・添付資料をダウンロードできるようにしています。
その時、今までの研修とは違い、先に予習の形で、学べると言う事はあります。
その点、講義の内容理解に一役かう事となります。
しかし、講義前に其のレジメや資料をプリントアウトしながら、講義を聞く形でしょうが、問題があります。
レジメ・資料の量についてです。
①プリントアウトする
⓶ダウンロードしたものを別の機器(もう一つのPCやスマホなど)で並行して見る。
二つの方法がありますが、其のレジメ・資料なりが膨大な量では、プリントアウトは無理だと言う事です。
それに、プリントアウトもせずに、講義を聞くと言うのは、無理です。
だから、レジメ・資料は、その量を少なめにするか、今までの様に、それらを先に、聴衆者に何らかの形で、配っておくかです。
とは言え、そうなると、郵送するのに多大な費用が発生するものですが・・・
それがだめならば当然,⓶の方法となります。
説明側は、其のレジメ・資料を映像に出して説明するかもしれませんが、同時に他の資料を掲示するのは難しいでしょう。
たとえ、ひとつのPC内で、2画面見られるようになったとしても、画面内では、小さすぎます。すると、やはり、2台必要です。
PCが2台あれば、同時にみられます、スマホより便利です。
これが、ZOOM・Onlineの欠点です。
どうも、手元に、紙での資料やテキストが無い講義は、メモがスムーズではないと思います。
0コメント