対象:専門家・銀行員
今まで、あまり、本の紹介はしていないのですが、今後はもう少し、紹介してみようと思います。
そもそも、紹介本というと「人の紹介本で、碌な本が無い」などと時として揶揄もされます。
だから、私が、ここで紹介する本も、私自身がいいと思う本をご紹介するので、当然ながら、他の人には、つまらない本となることも有りえるわけです。
ただ世の中には、こんな本も有ると言う事をお知らせするだけのコーナーになることにもなりましょう。
それをあえて承知の上で、いわば、私の個人的趣味でのご紹介と解して下さっても結構です。
若しあなたの気になる本があれば、手にとってみて下さい。
前置きが長くなりましたが、今回は、「Q&A 家事事件と銀行実務」と言うをご紹介します。
タイトルからして、専門家を対象としています。
それは、相続人・銀行員・弁護士など、「相続関係者と銀行」に関した事を質問形式で、書いてあります。
相続発生後,被相続人の銀行預金が凍結されることは、もはや常識となっているようです。
その際の、相続関係者と銀行預金の引き出しに関した内容がほとんどです。
この関係について書いた本は今まで見かけたことがありません。(勿論既にあるかもしれませんが)。
その意味では、相続を扱おうとしている専門家にとっては、ありがたい本と言えると思えます。
その他には、成年後見者・高齢者・離婚・未成年者と預金引き出しに関した内容となっています。
また、最終に載せてある「主要判例要旨」を読むだけでも、勉強になるほど、数行から長くても、1頁もない文章で、読みやすくなっています。
※「Q&A 家事事件と銀行実務」(日本加除出版)
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