昨日(5/22)、BSにて宮尾登美子原作「櫂」と言う番組を見ました。
大正昭和を通しての女性の生き様を描いていました。
其の中で、出てきた言葉で、「運命」と「使命」の二文字について、一婦人が、主人公に扮する松たか子に説明する場面がありました。
「運命」は、「運を運ぶ」であり、「使命」は、「命を使う」と読む。
つまり、人は、誰もが、人生を「運命」として捉えるが、そうではなく、「人生は、自分で決めるものとして「命は使う」と理解するのが正しいと、説明していました。
この言葉、初めて聞いた思いにさらされました。
どのような事も、「言いかた」によって受け取る理解の仕方も、感覚も違うものです。
「運命と使命」と言う対比した説明は、まさに直線的にそう言えています。
よく「人」と言う文字は、「人と人が支え合っている」と言う様に説明します。
このように、文字をその語源的に理解することは、より深く理解することになると言う事です。
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