1.まず、この本を紹介する点は、次の点です。
①.読み切りタイプで、1~2ページに説明が収まっています
② 判例+判決+キーポイントと言う構成で読みやすい
③ 判例種類別の頭書での「傾向と実務」と言うページで、予備知識を導入するように
なっている。
中でも、3番目については、判例の起点となる条文説明や論点およびその傾向説明があるので便利です。
そして、何よりも、「判例集」である事です。多くの判例をくぐる事によって、そこにあなたと同じような判例を見出す可能性があるかもしれません。
2.離婚問題も、一つ一つすべて違います。
・離婚も、一つ一つ違うので、多くの判例集を見てみましょう。
しかし、そんな時間も余裕もないといわれるでしょう。
だとすればどうするか。
世間によくある事例や裁判所が出す判決が特別な意味を持つときは、取り上げられるものです。
そこに、あなたの問題が、判例集を読むことで、似通ったことがあれば、貴方の問題の解決策としてヒントになるかもしれません。
3.まとめ
この本については、以前に紹介した覚えがあるのですが、それを削除してしまったようで、ありません。
そこで、あえてまた上掲するものです。
今これは新版として、その判例数が増えているので、タイトルの数字が変わり「171」になりました。
あなたの離婚問題に合うような判例は見つからないかもしれませんが、まずは、ぐぐってみることです。(逆に言えば、判例検索が少なくて済むとも言えます。)
あなたは、病気になった時、本やネットで検索をしませんか。
離婚も同じく、調べてみましょう。
その時、判例を集めただけではなく、このように傾向や実務についても書いてある方が、いいでしょう。
※新版「要約離婚判例171」(本橋美智子)学陽書房
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