この本は、かつて「サラリーマンなら一度は目にした」とも言われるほど有名な本でしたが、今の若い世代でも、読んだことがある人はどのくらいいるでしょうか。
著者は、松下幸之助・・・・「経営の神様」とまで言われた今のPanasonicグループの初代創業者(当時の松下電器産業)です。
この人の名前を知らないと言う人は、「経営」について学んだことが無いのではないでしょうか。
色々な「経営論」についての著作が、出版されているので、どれも読み漁ったと言う人もいるでしょう。
それほどに、この人の経営論は、どこの会社も知りたいものだったのです。
どの本も決して難しいことは書いてありません。
むしろ、多くの人がなるほどとしか思えない考え方をやさしく丁寧に、且つ親身に披露しています。
読んで決して損がないどころか、<「大正」「昭和」という時代に生きてきた人々と時代>をひしひしと感じ取れるのではないでしょうか。
もはやこの種の古典的名著ともなっています。
そのなかのひとつとして、・・・・
ドラッカー*や本田宗一郎*、出光佐三*も言っていますが「人には長所も短所もある。長所を生かした使い方が人材の活かし方に必要である」ことだと、皆共通しています。
この他の著作:
・「松下幸之助経営回想録」(プレジデント社)
・「人生心得帖」(PHP研究所)
・「道を開く」(PHP研究所)
・「経営心得帖」(PHP研究所)
・「指導者の条件」(PHP研究所)
・「実践経営哲学」(PHP研究所)
など多数。
※「社員心得帖」(松下幸之助著)PHP出版・・・PHP研究所は、同グループの経営経済研
究所を改称したもの。「心得帖」シリーズもある。
◆ドラッカー*=経営学者、本田宗一郎*=ホンダ創業者、出光佐三=出光興産創業者
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