宇宙が膨張し続けていると言う事が言われ初めたのもまだ目新しいことです。
天気の良い日に、夜空を眺めれば、誰もがその雄大さと美しさに圧倒されます。
ましてや、とりわけ山の上など高い所から見上げると、手に近づけそうで、なおさらです。
しかし、宇宙と言うのは捉えどころのないほどに広大き過ぎで、表現できません。
そんな宇宙を天文学者は、日ごろ研究しています。
天才と言われたホーキング博士が生きていれば、まだまだ宇宙についていろいろ解明してくれたことでしょう。
この題名の「時間順序保護仮設」、専門家でないと分からないでしょう。
アインシュタインが世の中を籍巻いた時、その話の途方もなさに驚いたわけですが、更にその理論を訂正し、更なる構築したにもかかわらずホーキング博士は、悲運でした。
これは、博士の講演を書籍にした本ですが、140頁くらいの薄手な本なのに、表紙は、布張りのハードカバーでとてもしっかりした作りです。(日本版)内容が一級品である故に必要な装丁だとも言えるかの様です。
分かりもしない本をお勧めするのは、忍びないですが、分からなくても、一度はこのような話を知ってみることもあっていいと思うからです。
いくら宇宙が膨張の一途をたどっているとしても、いつかは縮んで無くなってしまうのだそうです。その時、宇宙そのものは存在しないとなるとそれはどんな世界なのか。想像もできませんが、人間もいるかどうかもわかりませんし、今こうしている私たち自身もいないわけですから、考えること自体が意味がないのでしょう。
ただ、文明も文化も何もかもない「無の世界」と言うものはないわけでしょう。
この宇宙すら、全くの無の世界からできたのではなく、何かしらの物質があり、それらの衝突変化から生まれてきたと言いますから。
人の夢のひとつにタイムマシンで過去・未来に行きたいと言うのが有りますが、そのようなものでは出来ないとの事です。タイムマシンとは時間の超越です。
最近「時間」の観念そのものは、人の頭の中に出てくるものと言う事がわかって来たそうです。
「時間」もどこに居ても同じ速さで流れるものと言うのではなく、場所によって違うとも言います。
時間は直線的にこの世の中を流れるものではなく、図にすると、曲面的に流れ、ずれがあると言います。「時空」と言う中で、「曲げる」ことができると、超光高速で飛べば、時間旅行、すなわちタイムトラベル出来ると言うのが有ります。
しかし、博士はそれを否定します。SFに出てくる「ワームホール」自身も使えないと言います。
以上、間違った内容を説明していると思いますが、何せ言っている事が難しすぎて全くわかりません。
書評を書きながら、書評になっていない点は、今までのつたない見聞知識から想像してお話ししているにすぎないと言えます。申し訳ありませんが悪しからずご了承ください。
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※「時間順序保護仮設」ホーキング(NTT出版)
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