以前にも少し触れた事ですが、学校で使った教科書は、とても、多くの分野の知識をコンパクトにまとめた本です。
過去にも、教科書検定の問題※1があり、国による検閲の問題点が議論されていましたが。
しかし、総合的な知識として、最低限の常識、基本的な教養、ましてや、「物事の考え方」を学ぶ上では、非常に多くの情報を提供しています。
もし、これらすべてを記憶しているとしたら、非常な博学者と言えます。それほどに知識の情報量が多いのです。
学校では、時間的制約や教師の教え方にもより、全ての科目の最初から最後まで講義している事は、100%ありません。
又、学生時代に使われた教科書全ての知識をゲットしたと言う人はいないでしょうが(「私は全て学習した」と言う人が居たら失礼します)、これらをもう一度基本書として学習する際には、とても、情報が適切に整理されて、コンパクトでもあるので、重宝なものであると言えます。
学校を卒業してしまえば、もうすでに処分してしまった人も多いでしょう。
又、ちゃんと保存していますよと言う人でも、読み返してはいないでしょう。
①これをもう一度基本書として読み返してはいかがでしょう。
②更には、これらを基本書としながら、興味あるところを更に詳しく調べていくと言うのはどうでしょう。
また③学校時代の日課を思い出して、毎日の生活の中に、取り入れてみてはどうでしょう。
そう、学校時代には、中学でも、高校でも、「国語・算数・理科・社会・技術家庭・体育」または、「現代国語・古典・漢文・数学・物理・化学・倫理社会・日本史・世界史・体育」※2等があり、週ごとに・学年ごとに違った科目がありました。
今それに倣って、いくつかの科目を読書する(=「勉強する」と言うと既にやる気を失うかもしれません)と言う日課を生活の中に取り入れてみるのはいかがでしょう。
そんなことはめんどくさい・どうでもいい・時間がない・・・・・と思うかもしれませんが、例えば定年後時間に余裕が出てきた人には考えてみてもいいでしょう。
①ボケを防ぐため
②学習を通した満足感を得る為(知識を復習する事からくる満足感)
③ボーっと時間を過ごさない為。(勿論、運動も取り入れましょう)
④「やること」を自分に課すことで、毎日を忙しくする=忙しすぎるのは良くありませんが、ほどほどに。
忙しいと、ボーっとなどしていられませんし、行動によるストレス発散にもなります。
何もやらない・何をやるべきかわからない・すぐ飽きがくる・体の動きがなまって来た・疲れがひどくなってきた・・・・など将来起きるであろう症状を少しでも先に延ばす、少しでも緩和する為の予防策として行います。
これらはいわば、言いかたが悪いかもしれませんが
《学校ごっこ》です。
勿論、これも人の好きずきです。ですから、自分のやりたい事をやればいいのです。
ただこれも、一つの方法としてやってみるのはどうでしょう・・・と言うのです。
何もやらないで、毎日を過ごしていくのは、時間の浪費です。
「晴れ晴れとした毎日」を過ごすためにも、①読み書き⓶運動③人との会話を取り入れるのです。
人は年を取ればとるほど一つ一つ知らないうちに<希望>を失っていきます。
又、人は精一杯頑張って生きて来ても、色々後悔するものだと言います。
それを少しでも少なく、少しでも、満足して、少しでも楽しく幸せを得る為に必要だと考えられることは常に思い考えて、喩え三日坊主でも何かをやる事です。
そして、やり直す。またやり直す。それがとても大事です。
そう思いませんか・・・
失われていく希望を・・・
失われていく時間を・・・
失われていく体力を・・・
失われていくやる気を・・・
失われていく若さを・・・
失われていく明日を・・・・
少しでも補えば、心を、体を、リフレッシュできます。
増えるばかりの悲しみを・・・
増えるばかりの小じわを・・・
増えるばかりの苦痛を・・・
増えるばかりのストレスを・・・
ほんの少しでも楽しさに変えましょう。❣❢
永遠に若くいましょう。
その為に、大きな声で話す。人と毎日話す。毎回笑う事に勤める。
「動く」こと
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※1家永三郎執筆の高等学校教科書新日本史に際して、教科用図書検定は違法であると国を相手取った教科書裁判になった事件。
・「教科書検定日本史」家永三郎著(三省堂)
・「教科書裁判」宮地茂監修(第一法規)
※2過去においては、高校の教科書は、普通科・商業科・工業学校などの違いにより、使用するテキストに違いがありました、例)地理A・地理Bの違いは、普通科使用のBは、工業学校使用のAよりも内容が詳細かつ量的に多い。大学入学試験用の勉強には、Bを使う必要がありました。現在はどうか調べて有りません。
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