確定申告をしなかったらどうなるのか？

◆確定申告をしなかったらどうなるのか？

・所得税、贈与税の申告をしなかったら、「無申告加算税」「延滞税」等の付帯税がかかってきます。

（付帯税とは、国税の本税以外のもの全てを指して言います。それには、延滞税・利子税・無申告加算税・重加算税・過少申告加算税・不納付加算税が有ります。）

その中の加算税として➊「過少申告加算税」❷「無申告加算税」➌「重加算税」の３つを説明します。

この中で、申告しない時に相当するのが、❷と➌です。

➊過少申告加算税というのは、申告期限内に申告していない事に対する制裁的な付帯税です。

❷無申告加算税とは、申告期限内に申告していない事に対する制裁としての付帯税です。

本税の１５％を追加支払いが課されます。５０万円を超えると５％上乗せられ、５０万円を超えた分は２０％になります。

調査を受ける前に、自主申告したㇻ、無申告加算税は5％に軽減されます。但し、1ヶ月以内。

➌重加算税とは、即ち「脱税」者に対する制裁金です。課税申告加算税が課される場合、真実の所得税計算の一部または全部を仮装偽装したり・無申告であった場合（つまり、隠蔽）に課されます。

この場合は、本税の４０％及び納税するまでの期間の延滞税も払う事になります。