以前パソコンの2台あることの便利性を述べましたが、それは、一つには、ノートパソコンやWindow8.1までの話であるとも言えます。※1
「マルチウィンドウ画面」
マルチウィンドウ画面機能は、Window10から装備されています。Windows11では、画面右上にある、画面の拡大縮小ボタン(ー ❒ X)に、6種類の画面操作が用意されています。
①各アプリをいろいろな位置に並べて見られる
・左右で2画面を同時に見られるのが2種類
・一画面の中で3画面を同時に見られるのが、3種類
・一画面を4分割したといった感じの同じ大きさで表示できる
②以前(Window8.1)は、比較修正(追加・削除等)が2画面のみ・作業しにくい
今までは、比較するには、PC画面の上のバーの「表示」➡「並べて比較」をクリックして、上下又は左右に表示させる(又は直接、「あたらしいウインドウ」を開く➨「整列」をクリックして選択)だけでした。これは、2画面を比較するにはほしい機能でしたが、ノートパソコンのように15.3インチと決まっている小さな画面では、各画面の全体も表示しにくいし、2画面をローリングしてみたいところや、修正したい部分を表示させることも、うまくできませんでしたので、その2画面比較自体が意味のないといっても言い過ぎではないくらいでした。
③各アプリの位置替えが自由簡単・最大4画面同時作業可能
(以下の話はデスクトップ型パソコンを対象にしています。)
しかし、Windows11では、最大4画面を一つのPCディスプレイの同時に表示させ、しかも、どれでも、見たい画面自体をクリックすれば4か所で好きなところに表示できます。各画面操作が確実に、容易に動かせる点が、便利そのものです。
同時に2つ並べても、3っつ並べても、4っつ並べても、その中で、見たい画面の拡大や元の位置に戻すにも、右上の拡大縮小ボタンを押すだけで変えられるのですから、簡単・明瞭・確実な機能です。
そして、パソコンの画面が大きければ大きいほど見やすいということです。
逆に言えば、画面の大きさが限られているのに、4画面も出すこと自体、比較作業が必要でない時以外は、返ってうっとうしくも思えますが。不要な画面が小さめのたくさん並んでいるともいえるからです。
ですから、必要な場合・必要な人に限っての機能とも言えます。
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※1「パソコンが2台の便利さについてもう少しお話しします。」
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