「セールマンは特に、お客様あっての商売」とは言い古された言葉ですが、やはり、話し方には相当のテクニックも必要です。
例えば、デイラーでの車修理の場合の話
店「この修理はこれくらいはかかりますよ。どうしましょうか」
客「そんなに?しょうがないね、じゃあ、それでお願いします」(わあ、大部お金がいるなあ)
後日になって。
店「最初にお話ししたよりもっと安く済みました」
などと言えば、喜ばない客はいないはずです。
たとえ最初の見積もりが大げさであってもなくても、また、実際かかった費用が減額されるのであったらです。
それは悪く言い換えれば、最初の見積もりを実際よりも高く話すことで、後日そういう言い方をするという方法です。
ただ、この言い方よくよく考えれば、相手に高額になるという恐怖を与えて後で少なくする・実際金額を言うというような、だまし方とも言えます。
とはいえ、誰が考えても引き合うような金額差なら、あまり問題にもならず、客を喜ばせるテクニックとしては、じょうずなセールスの基本とも言えます。
*ただし、車の購入時は、本体から値引きするのが、賢明な取引というより、常識です。本体に、他の装備を付けてから、だいぶ値引きをしてもらっても、実際は安くもなっていないのです。初めから、他の装備品の値段は値引き分を上乗せした値段で表示してあることが多いといいます。
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