1.誰かに頼みたい
・帳簿の記帳(パソコン入力でも)をだれかに頼みたい
・税理士事務所で頼むほどの記帳量はない。
・会計記帳頼みたいが、少しでも安くしたい。
・小さけれど企業を始めたばかりの人。
・ずっと事業をやっているけど、記帳がわからない人。
・事務仕事をしてくれる人が欲しいが、給与を出せない会社
これらは、誰しもが、事業をしていると悩みの種になることの筆頭のひとつです。
2. では、帳簿付けをやってくれるところはどこか?
・税理士事務所
・記帳代行会社
・記帳代行をしている個人(バイト)
3. 2ではどんなことをやってくれるのか?
a.帳簿書類の記帳
b.年末調整
c.決算
d.源泉徴収票など法定調書作成
e.経営参加
f.税務代理業務、税務書類の作成、税務相談など税理士の独占業務
d.会計ソフトの導入、資金繰りの指導相談、経営計画相談、経理システムの指導立案
等が、税理士事務所で行われている業務です。記帳代行会社は、a.や会計書類の整理だけでしょう。
そのほかには、月次試算表・月次売上表・月次仕入れ表(買掛金表)なども事業者としては、必須と言えるほど、欲しいものです。
4. では、値段はいくらかかるのか?
・税理士に依頼するときでも、記帳代行は、一回の企業における取引に対する起票(一回の取引に対する仕訳)についてが、基本料とするところが多いものです。
例えば、「食料品店。3月3日 現金で野菜の仕入れ 2,000円。」とします。
◇起票(仕分け)・・・・> 仕入 2,000 / 現金 2,000
これは簡単すぎますが、これ1回いくらを基本にし、このような仕分けの回数が、一ヶ月に何回あるかで、値段が変わってきます。
例えば
・50回まで 月 5,000円
50~100回 月10,000円
100~150回 月15,000円
一般に、会計事務所でも、経理事務員や会計記帳をしていない所の企業のためにしているので、会計事務所での普段は、この記帳事務を毎日しているのがメインというところも多いのです。
しかし、これは、税務代行や決算をするためには、必要な基本資料なので、やっているのであって、会計事務所の独占業務ではないのです。すなわち、記帳代行は、誰がやってもいいのです。
他の経理会計指導や、会計システム構築相談、資金繰り指導相談など、経営参加に至るまでは、会計事務所の周辺付加業務になります。
ですから、それらを依頼すれば、当然値段(会計事務所の報酬)も高くなりますし、また、その時は、「顧問料」という形にもなります。
5.安くやるには?
では、<父ちゃん母ちゃん企業であるから・私一人の企業であるから、もっと安くやることはできないか>というのはないのか?・・・・です。
・起票が月に50回以下でもあるなら、月に5,000円というのが一番安い相場でしょう。しかし、12月には、決算というのがあります。つまり、「貸借対照表」「損益計算書」だけは最低でも、作らねばなりません。1年間の計算が合っているのかあっていないのか・車や備品などの減価償却も必要です。それらに対するのが「決算」であり、それをやってもらえば、というより、それも必要で、そのために「決算料」というのが発生します。
ですから、一年間には、「毎月の記帳料+決算料」が最低必要となります。
あとは、3月15日までに、税務申告という作業がありますので、その時にも、やってもらうとお金が必要です。
しかし・・・
もっともっと節約できないのか?(一番安い方法)・・・・と言えば、
「毎月の記帳と決算」だけを頼むのが一番安くできます。税務申告は、毎年3月には、デパートの一室や税務署で確定申告期間(3月15日まで)におこなっています。そこで、税務申告書の書き方を教えてもらって書けば、実質0円で済むわけです。
これが、一番やすくやれるでしょう。
6. 記帳代行だけをやってくれるのか?
はっきり言って、会計事務所でも、記帳代行だけというのはほとんどやりません。税務申告なども行い決算料哉は取られます。記帳代行だけを頼んでも嫌がられるのです。
では、やはり、そんなところはないのか?
いいえ、あります。
記帳代行会社は、記帳を専門としますが、会計伝票の整理までを含めたところが多いでしょう。しかし、値段はわかりません。企業ごとに勿論違うでしょうし。
それに対し、行政書士に頼むということもありなのです。
行政書士なら記帳代行だけも、ついでに、会計書類の整理なども頼めます。値段も安く設定しているところが多いのです。
弊所も、「記帳仕訳量が50までだし+会計書類の整理もしてほしい」というなら、月に5,000円くらいから、対応いたします。(”くらい”というのは、会計書類の量にもよるからです)
また、ご要望に応じて、
・「毎月の仕入れ一覧表(買掛金一覧)」や「毎月の売上表」
・得意先一覧表(住所・氏名・職種・従業員数他の情報)
・銀行別預貯金一覧表
・雑収入(例:車庫代10台分)管理一覧
・月次経費一覧表
・経営相談
等も、個別の低価格又は、定食のようなワンセットいくらの顧問料という形で対応もできます。
㊟「税務書類作成」は、税理士の独占業務、つまり、他の人がやってはいけないのでやりません。
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