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「住まいのことのは手帖」木山のぶよ著 📖

まず著者の名前「のぶよ」という名前の漢字が、PC変換メニューには出てこないような難しい漢字であります。それは、上に「直」と書いてその下に「心」と書いて、一字で「のぶ」読むと書いてありますが、見たこともない字です。


さて、中身は、住居の各部位についての用語辞典風読み物となっています。故にどこからでも読んでいいいタイプです。

出版社がTOTOであるので、間違った内容というのもありませんし、一流住宅用品メーカーならではの、品の良さがどこかしら伺われるのは私個人の思いでしかないでしょうか。

多分に、各用語の意味や歴史に、詩的センスをもって、民俗的な見地の話も交えていることが、説明に重みとやさしさを加えているようです。

それは、「建築を文学・歴史・社会学側面からのぞき込むのが中心」と本の裏扉に書いてありますから、その生のなすところでしょうね.

言い換えれば、日本語に潜む「言霊」を建築用語にも潜むことを披露しようともしているのです。

これを読めば、建築知識人の一人になるかもしれませんよ。




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※「住まいのことのは手帖」木山のぶよ著(TOTO出版)


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