今日は、急に秋になってしまったような日差しのなかで、風が吹いています。
ここいらでは、お盆休みの最中に雨が降る日もあり、それまでの10年に一度とも言われた猛暑とは打って変わって、天気は良いものの、強い秋風のような風が一日中吹きまわっています。
さて、平成と言う元号も来年には変わると言う中で、昭和24年の今日、8月17日に、「松川事件」が起きました。
多くの人は、もうこの事件をご存知ではないかもしれません。それほどに過去の事件となりました。と言って小さな事件ではありません。列車事故としては、過去における日本3大列車事件のひとつでもあります。
其の3っつとは「下山事件」(昭和24年7月5日)
「三鷹事件」(同年 7月15日)
「松川事件」(同年 8月17日)
昭和24年の夏に続いて起きました。
当時としては、国鉄(今のJR)の人員整理に発する事件性を問われ、国鉄の労働組合の職員が矢面に立たされました。
無罪・死刑等判決が出たものもありますが、下山国鉄総裁の轢断事故をはじめとして、真相がわからぬ事件となりました。
参考:「下山事件」(柴田哲孝著)-祥伝社ー=ここには、GHQ・371部隊・CIAの話まで登
場してきます。
「松川事件」(広津和郞)
あまりにも混沌とした昭和という時代も、ただただ時間に押し流されていくような感じがします。
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