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自然災害+賠償

今年は、大型台風と言い、その時期に伴った地震と言い、自然災害も大荒れ状態で、何度も重なる事態です。
それゆえか、最近は、自治体も、早い段階から、避難警報を発令しています。


大にして自分の周りの家屋などが、浸水被害に遭ったり、家屋倒壊、土砂に飲み込まれたりすれば、過去における災害の予防策が取られていない限り、国・地方自治体などの損害賠償の対象にはなりえないでしょう。


自分の家の瓦が飛んで隣家に当たって何かを壊したとか、人に当たって怪我をしたとかの場合は、多くは所有者責任が問われることになります。


自然災害だけは、どれほど程になるかは誰にも予測し得ません。故に、万が一のことを考えれば、出来るだけ、家の周りには、風で飛びそうなもの(倒れそうなものも)は置かない事、花鉢などは特に。 たとえ置いても、飛ばないよう固定できない限り、すぐ家屋に収められるものにすべきです。

また、時折、瓦・トタン屋根・塀などの点検を怠り失くすべきです。


そうでないと、いくら自然災害によるとしても、事と次第によっては、賠償に応じなければなくなります。ましてや、それが、人身に及んだ時は、刑事事件にもなります。

保険も傷害+賠償のものに、入っておくことも考えるべきです。

会社ばかりではなく、個人のリスクマネジメントです。

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行政書士 井原法務事務所
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