はしがきにあるように、国会議員地方議員やそれらスタッフの課長に編まれた本というのが正しいですが、一般の人でも、行政入門としてみるには、短い用語解説もあるので読みやすいいでしょうに、概論的な知識もつくのではないでしょうか。
文章がいい切りタイプなので余計に読みやすく思えるでしょう。
そもそもこの手のタイプはあまり詳しすぎたゴテゴテタイプであると、鼻から読む気が失せてきますので、多くもなく少なくもなくと言った量の内容です。
用語説明だけに終わっていないので、いわゆる行政実務のハンドブック的要素が詰まっています。
法令作成業務に従事していたりしますから、それなりに業務の内輪話的要素も述べてあります。買って損する・読んで落胆する本ではないです。
上述のように、行政に携わる人なら、勤務先などで研修用のテキストや参考書などの提示があるでしょうが、その際、ついでにこれも読みましょうと勧められる本です。
※「絶対わかる法令・条例実務入門」林雄介著(ぎょうせい)
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