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「コンサイス日本山名辞典」三省堂出版

白山へ友人と初めて登ったのが、登山を始める切っ掛けでした。20代初期で、さほど登山そのものに興味があったわけでもありませんでした。
抑々友人の勧めで登ったに過ぎなく、当時は初めての山登り体験とえらかっただけだったでしょう。
其れに当時は今と違い、登山ブームもないし、装備もいまだ先進的なものはなく、日本登山史上の継承期半ばの様な頃でした。
この本は現在、後継書として「日本山名事典」として受け継がれているようです。
この「コンサイス」というタイトル自体、シリーズ的に他にも語学事典などにも用いられていました。
その名の通り、ハンデイさを出しているようですが、内容は日本全国の山を網羅しているのですから、日本全山事典とも言えます。これ一冊あれば、日本の山全てわかります。勿論これ以降の内容修正は、実物を見てはいないのですが、新しい「日本山名事典」に引き継がれているでしょう。時に山の標高が修正されることがありますし、アプローチ的に新道ができた事や、習俗の話が盛られていたりもしますので、追加はもちろん削除修正はあるでしょう。


さて、当時この本が欲しくなったのは、当然日本の山々を知りたかったからです。今の様にネットがないので、こういう紙情報で調べると言うしかありません。

どのような趣味でも、「事典」の類があれば、より一層その趣味の世界を深める為には重宝で、家庭に必備と言うものになるはずです。

この本もはじめから全ページ読むと言うものではないのですが、「調べ物としての事典】であるので、いつも傍らに置いておきたい一冊になります。図書館で借りて調べると言うには存在的に遠すぎます。この手の事典はやはり「いつでも調べられる」と言う点においては買って常備ずるのが当然の物と言えますが、逆に、山が趣味と言っても必備の物でもないとも言えます。なくても今の時代ネット検索ですぐに出てくるので、あえて常備しなくてもいいわけですが、やはり、資料のひとつとしては、持ちたくなるのも人の常と言ったところでしょうか。


これにはシリーズとして、世界山名事典もあるので、海外遠征する「やまや※」には持っているかもしれません。私も本好きとして世界版も欲しくもありますが、海外遠征など雲の上の話なので、只の夢話に過ぎませんが、もし手元にあれば、ニュースでも出る時に調べたくなるはずです。もっとも、それ位の利用しかないかもしれませんが。

またこれはやはり事典と言う性質上、概観的説明に終わるので、当然ながら、他から出ているガイドブックや、地図を広げながら探索する必要もありま。とは言え、その作業自体もわくわくとして楽しく成りますが。

今の時代、スマホや腕時計に山行地図が出せるし、youtubeやブログなどの情報の方が新しい情報で、しかも動画が披露っされる事で、かつてのような紙だけの情報とは全く違い、、動画からその山行を具現化できるのですから、とても素晴らしい時代です。


この本自体は古いので古本屋やネットで入手もできるでしょう。また、登山ブームは今も続いていますが、以前は、色々小説や紀行本が出版されていたのも、アナログ時代だったからとも言えます。紙の時代だからこそ、「本」が、情報としては一番先に欲しい情報の塊だったからです。そして、今も昔も、多くの人は、山の小説や紀行本は読むと言う事はほぼないのではないのではないでしょうか。読めば、その本の話が話題に出るハズですが誰一人としてこんな本が出たという話を聞きません。

こと「山」と言うのは、スポーツですヵら、テキストも大事ですがそれ以上に「体で行動する」と言うのが先に出ます。その点では、本などは二の次と言うより、不要です。「好きなら読めば・買えば」の世界です。

故に、この手の本も専門家とか関係者にとっては必備でも、趣味程度の人にとっては、今のようなネット社会なら猶更不要でしょう。

「そうなら、紹介の必要ない」とおっしゃるかもしれませんが、それを知っての上でのご紹介です。こんな本もあるとういう位にとどめおかれればいいかとも思います。


結語:
山好き・本好きには、デジタル時代でもいつでも見られるように手元に欲しい一冊です。
また、山行は天候が悪いと止め‼ともなりやすいので、休日等も時間ができた時には、晴耕雨読的な本として,机上探索をしてみるのも<山屋>ならの楽しみです。
事典とガイドブックと地図と後日の山行のシュミレーションを兼ねてみるのがお勧めです。その時、Youtubeも見ることでもっとリアルな机上山行ができるのは上でお話しした所ですが。



※「やまや」:<山屋>とは、山好きで山を愛し、主に登山を通した「山」を趣味又は仕事にして、常に生活の中に山があると言う存在である人を言います。

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