「英語を話しましょう」ではなく、「英単語を話しましょう・使いましょう」という話です。
日本人ほど英語を学校時代から習ってきているのに、話せない人ばかりだと言うのは、今に始まって言われることではありません。
そのやり方です。一言で言えば、英会話を中心にやっていないからです。自分の周りの人が、英語ばかり話す人が多かったら、絶対英語が少しでもできるはずです。なのにできないのは、英語を話す人と接触しないからです。それだけです。
必要の無い事なら、習ってもすぐ忘れるのは当然の話です。
それでも、昨今の様に、SNSが流行ったり、外国人が日本に来日せざるを得ない状態になれば、身近に。英語を話す人が多くなり、その人と接触する回数が、増えてきます。
そんな時、初めは、知っている英単語を並べればいいだけです。
其処から、全てが始まります。
日本に長年在住の人でも、日本語が出来ないのは、「日本人と話そうとしない・母国語の分かる人だけと話す・英語のできる人だけと話す」からです。そして、日本語を学ぼうと言う気の全くない人もいます。
❶手帳や、日記を英語で書く
手帳や、日記を英語で書く人は、やはり、普段英語を使っている人がほとんどでしょうが、学生,社会人も、英語を勉強している人は、あえて、これを英語で使用していることもあるでしょう。
語学は、やはり、普段使っていないとすぐに忘れます。
多文化共生と言われる時代では、地域によっては、3人に1人が外国人と言うところがあると言います。
その様な所では、外国人に日本語を学んでもらうこともあると同時に、外国語を学ぶには絶好のチャンスです。
外国へ行かなくても語学がタダで学べるのですから。「棚から牡丹餅」とはまさにこれです。
❷略語を使う
先ほどからお話していますように、毎日英語も使わないと忘れます。そんな中のひとつとして、< 「手帳」「日記帳」を英語で付けましょう >と言うものです。
とは言え、英語に成れていないと、短文でも書けませんので、日記帳はつけられません。
しかし、初めから日本語日記で書くような内容にはしないようにすることです。
単語の羅列でよいので、毎日でなくても続けると言う事です。手帳も同じです。
(ただし、手帳でも、使うものであり、(中身を)作るものではありません。ファイロファックス手帳に代表されるように、色々な小道具を入れたりして、あたかも、携帯の機械工具箱のようなものにまで紹介され流行りましたが、「使う」より「作る」に重点が変わっていました。)
以前どこかで、ご紹介しましたが、手帳で使いたい略語・記号があります。
To do やること
Must しなければいけない事
☑.✔ チェック事項
am.pm 午前・午後
Mon~Sun 曜日
Jan,~Dec 月
7:30 時間表示の:
Birth(day) 又はⒷ 誕生日・・・・・・・これは私独自です。
ⓜ meet会う・・・・・・これも私独自
△・―(赤色・青色で) 終わったものを、文字の上から消す・・・△=半分、ー=全部
DIY 日曜大工、自分でやる
略語記号もありすぎると分かりずらいので、ほどほどにします。
重要事項などは、英語でも日本語でも大きな赤丸・赤✖が一番です。これに勝るものはありません。
もう一つ=英語を使う意味には、誰かに簡単に分からないようにしたいと言う事です。もちろん、英語の分かる人には、分かってしまいますが、身近な人や、手帳を失くした時にすぐには理解されない為です。
❸英語日記を書く
日記で英語を始めて書くときは、やはり、日時・曜日・天候・祝歳日が最初の項目でしょう。
「 2019.1.1 」ではなく、「 Jan,1,2019 」or「January 1,2019」
他には、体調もいいです。体重:weight. 50kg 病名:stomach ache(胃痛),headacha(頭痛)fever(熱)
日記で思い出すのは「アンネの日記」です。アンネのように、日記が友達と言うなら、次行に書くのは、日記に名前を付けて、友達に話すように書くことです。
例)Dear my friend とか、Hi.My honey とか.
啄木の「ローマ字日記」も思いだしますが。これは、ローマ字故に日本語を英語風に書き換えただけと思っても決して間違いないでしょう。
でも、これは、ローマ字にしたことで、内容が、すっきりしていると言う事があります。それは、英語日記にも役立ちます。
そして、英語に少しでも慣れてくると、自分の感情を細やかに書いてみたくなります。しかし、そこには、多くの単語を知らなければなりません。
今は、ネットで英単語や英文を作れるので、それを大いに利用します。
英語を書いた隣に、日本語訳を付けておいてもいいと思います。
よく語学を学ぶときに、英語なら英語だけを使って、日本語を使わないと言う指導をすることを耳にしますが、分からない英語だけを、並べているよりは、日本語訳をつけるほうが、後々英語の実力の進化を見る時にも役立ちます。
それ以上に、毎日書いた日記の内容が何を書いたかわからないようでは、検索にも困ります。
少し、余談になりますが・・・・・
【日記は、自分だけの為に書くのですが、その場だけでは終わりません。「あの時やったこと」「あの時の思い」などは、つたいない英語では調べ様子がありません。
検索を後からしたい時もあるでしょう、その時のためには。パソコンが役立ちます。
パソコンに、「日記検索用のファイルを作って、日記のタイトルや、重要項目・日時・ページ・ノート番号などのメモを付ける」というのも良いかと思います。
日記で、自分や家族の歴史を付けている以外の人には、「病気歴・学歴・職業歴」などを書くことも多いでしょう。その時、それらをパソコンに入れてあれば、検索は一発です。病院での、手術歴・病歴を書くなど、非常に重宝します。】
他には、小学校時代から始める時によくあるのが、「絵日記」です。
この絵日記も、英語の単語を揃えておくのも良い方法です。もっとも、絵自体を描くのが面倒と言う事もあるでしょう。そんな時は、シールを貼るとかに変えてみましょう。
又、もっと現実的なのは、買い物のレシートを貼る事です。その買い物の内容を英単語に変えて書き並べれば、次回ショッピングの際には、英単語を思い出すのが楽しいかもしれません。
❹英単語
一番大切な「単語」を覚える。「英単語」をただ並べるだけでも、世界で通用しないことがないわけではありません。
ちなみに・・・・
かつてポルトガル語ばかりで、英語を話す人が99%いないと思える国の中間都市へ行ったとき、私は、知っている数語の英語と手振りだけで暮らしました。
空港のスタッフでも、英語を話す人は限られていました。スタッフがポルトガル語で話してくるので、「I don't know what you say」と言っても通じないところへ、近くにいた外国人女性が私に英語で教えてくれました。
でも、私が分かったのは、その女性の2つの単語だけでした。「straight 」「up stair 」
また、ホテル送迎の運転手が「Can you speak english?」と聞いてきても「japanese only」だけで済ましました。その後、相手はそれ以上話してきませんでしたが。短期ならそれでもOKです。
(昔の話ですから、今はそうじゃないかもしれませんし、そう願います)
参照:「はじめての英語手帳ドリル」(石原真弓著)<学研>
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