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事務所開業の話8 「資金繰り表」

事務所を開業して一番肝心で、一番の悩みは、「売り上げをいかにあげるか」です。

どのような事業でも、開業時には、お金が出ていくばかりです。

初めから売り上げがあるところと言うのは、すでに、顧客が決まっていて引き継ぎをしているような企業においてぐらいでしょうか、

また、飲食業における様な小売であれば、売り上げが順調かもしれません。「衣食住」と言う性格必需品である以上特別な理由が無くても売り上げは、コンスタントであるとも言える分野です。


さて、そうであっても、やはり、売り上げは今以下に落とすわけにはいきません。

今と同じ・今以上にするにも、「今」を知らねばいけません。

今の調査研究。その為には、金の出入りです。

開業後ある程度期間が過ぎていけば、毎月でていく費用=経費は予測がつきます。

その予測を基に、「資金繰り表」を作ってみましょう。

事業の経営の成り行きを見るひとつが「資金繰り計画」です。

ここに入れ込むのが、運転資金(経費+生活費)と収入(売り上げ)です。

固定費としての不動産や車など高額品がある場合は、すでに借入金があるはずですので、それらは固定負債としての多額の地位を示す以上、売上げ収入からの支払いのほとんどを占めるかもしれません。



開業時には、出来るだけ「出る」を押さえると言う定番言葉もあります。
開業資金すべてが、自己資金であっても、必要な支出金とそうでない支出金の見極めは正確さが必要です。「借金が無いから気楽さがある」というだけでは、事実でも、現状維持では済まないでしょう。
現況でいいのか、更なる飛躍なのかは、個人企業においては、特に、選択しやすい範疇ですが、これは、人それぞれの考え方次第の話です。
生活に余裕がある人や第2の人生として考える人の選択肢です。開業一般論としては、別物です。

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行政書士 井原法務事務所
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