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事務所開業の話7 「売上・経費数字のグラフ化」

どのような企業も一番大事なのは当然ながら売り上げです。

それは帳簿上で、数字に上がっていますが、毎月の売上高を直ぐそらんじる事が出来る人はどれくらい見えるでしょうか。

勿論概算でよいのですが、毎月ほぼ横ばいの売り上げならば、あまり覚えなくても思いだせるでしょう。

個人企業の場合は特に、1人親方なわけですから、何でも一人でやるのは当然ですが、売上高も、数字だけではなく、視覚化出来ればもっといいでしょう。

毎月と言わないまでも、四季ごとに、又は、少なくとも年度末に1度は作ってみてはどうでしょう。


グラフ化すれば、数字だけではなく、全体と各業務別の割合も分かりやすいでしょう。

ひとつは棒グラフで、もう1つは、円グラフが良いでしょう。

棒グラフは、次回の売り上げ目標を見定めやすいので、自分に対する努力目標の基準にもしやすいでしょう。

円グラフは、全体の中での各業務の割合が一番見やすいでしょう。

これは、パソコンに入っているソフトをそのまま使えば出来るのでそのレベルで十分です。

詳しく分析するのもいいですが、あまりそれにとらわれるのは却ってよくないでしょう。

概算を常に視覚化して、簡単に業績を知る為と考えるだけで十分なのです。

この他、毎月の経費もグラフ化してみましょう。

士業に仕入れはないので、「売り上げ」と「経費」だけです。

毎月の売り上げ・経費の状況は、Excelを使って表を作っている人も多いでしょう。

その時実績と予算も表せるものを作っても良いでしょう。

また、数年間の比較表も作るのもベターです。

財務諸表から、損益分疑点を見つけられるかもしれませんが、先ほど言ったことと同じく、それにこだわる必要はあまりないと思います。

経費は、ある程度期間が過ぎていくと、特別な出費が無い限り変動は少ないでしょう。

経費は出来るだけ抑えたいのですが、経費出費にとらわれ過ぎないように・

それらよりも、兎に角「売上」です。



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行政書士 井原法務事務所
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