2020年の東京オリンピックには、来日外国人数は、政府の見解では、4,000万人が見込まれているのは、すでにご承知でしょう。この程も、「中国人の短期滞在申請をネット受付する」との発表があったばかりです。
この数年の外国人の来日数は・・・
去年H30年には、訪日来訪客数が3,119万人と、3000万人を優に超えています。
この訪日来訪客数と言うのは、観光などを中心とした一時的入国者を言っています。
世界的にも各国の旅行者数は、増加の一途をたどっていると言います。
オリンピック誘致による経済効果をどこの国も狙っているわけですが、まさに外国旅行ブームです。
日本では、外国人と言っても、やはり、東南アジア人とりわけ中国・韓国・台湾が圧倒的に多いので、中国語・韓国語表示をこのところよく見かけますね。
外国人の関心事・・・
・エキゾチックな東洋の中のサムライ国日本へ行ってみたい。
・日本独自の「寿司」「すき焼き」「富士山」「さむらい」はもとより、アジアの中でも異色の文化・経済を持っている国へのあこがれ。
・日本語と言う言葉への抵抗感
・オリンピック開催国
・良品揃いの日本製品
小売店（特に飲食店）のおもてなし（おもてなし以前の問題ですが）には・・・
＜メニュー表示の仕方＞
・日本語と共にローマ字表示を加える➡外国語による簡単明瞭な説明もあるのがいい（英語・中国語・韓国語・フランス語・その他最近では、ベトナム語ものぞましい。）
ex. [ 味噌汁 100円 Miso soup = made from soybeans 100yen ]
・値段表示の他にも、1ドル＝現在の円価格 表示もあるのがいい。
ex 「now ! dollar=120 yen 1💲＝120 yen」
＜商品説明＞
上述＋実演もあるのがいい。英語説明も？
イスラム教徒を対象にしたハラルフード説明も必要です。
※握手は世界共通と思ってはいけません。イスラム教徒では、女性と触れ合う事は握手でもダメです。
また、たとえ暑くても女性は、スカーフ・長袖・長いドレス（ヒジャブなど色々）を着ていること。
毎日祈りの時間が何度もあることも知っておきましょう。
１日5回の礼拝があるので、どこかに礼拝できる場所を探します。礼拝できる場所が、店の一角や、町中の見やすい所にあるのは、とても難しいが望ましい。
イスラム教徒も、国によって（トルコやチュニジアの様なまだラフな国）その風習慣習の程度にも違いがあります。
<商品説明グッズ＞
・小売店でも、商品及び説明を作らずに、ノートパッドで写真と共に説明するのが、手軽かもです。やっているところも見ますし。
・言葉については「ポケトーク」の様な翻訳通訳器があるので、その活用は見逃せません。
ノートパッドより素早い対応。
・イスラム教徒は、菓子一つでも、中に入っているものにより、宗教上食べられないものが大変多いのです。だから、それらについても、あらかじめ調べておくのも必要です。
豚肉。酒がだめだけではありません。・・・菓子に多いゼラチン・・、
＜免税点であるかないかの表示＞
・免税店（現在4,500弱位）は、増加していると言う事ですが、国は、臨時免税店の創設もしました。
・全国的には、免税店は少ないでしょうが、消費税10％＝Consumption tax 10% に値上げの表示もあってほしい。
ただ、軽減税率については、別途説明案内書でも作ったほうがいいでしょう。（これは日本人だけでなく、外人にも理解は難しいでしょう）
免税店なら、客は一層混雑することは、すでに知られているところです。
最近めっきり言われなくなった「中国人の爆買い」。
＜生活体験＞
・田舎の家泊（民宿泊）・サイクリングによる町や田舎巡り・日本画の版画刷り（博物館にもありますが、これは、日本人でも楽しい）・食品サンプル作り（天ぷらやすしなどの実物感が外国人にも日本人にも人気）・着物を着る・地元の祭り参加・金箔押・銭湯入浴・箸など和食器の使い方及びプレゼント・古い町並みの散策時の水琴窟など・・・これらも、簡単な英語説明が欲しい。・・・まちかどボランチアの更なる利用・各種英語表示のマップ（明確なトイレ場所表示）の利用とアンケート取り etc
＜現金か？カードか？＞
・日本以上に、西洋では、クレジットカード支払いが常識となっている国が多いので、それに対応していることも大切です。
なければ、やはり1ドル＝現在の円価格の表示が欲しいです。
＜郵送＞
・国内なら確実な、郵送・宅配も外国では不安この上ありません。
外国では、日本の様なしっかりとした郵便制度も確立している国は少ないですし、宅配など、もっての他位に思えます。
・はがきは日本から世界中へその値段で行きます。超安い。しかし、郵便物すら、途中でどこかへ行ってしまう事も多いです。
2021.2 追加
＜外国語表示＞
・一般に、英語表示が基本と思われますが、英語の読めない人も当然います。そのことを頭に入れておきましょう。
日本に来る外国人観光客や在留外国人では、やはり、中国人が一番多いので、せめて中国語表示が欲しい所でもあります。又、ご存知の様に、最近は、実習生としても、ベトナム人が働きに来ている事が多いです。
外国人の日本での要望書の中には、「母国語表示が欲しい」があります。書けないと言っても、全く無視するわけにはいきません。
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