◀◀◀次の記事                                                         前の記事▶▶▶

建設業許可要件の社会保険義務化について

1義務化と企業負担

2020年10月に、建設業許可要件の社会保険の義務化がなされ、雇用者側も、企業者負担が出て来ました。

その負担を逃れるために、今まで、従業員であった労働者を「1人親方」にする偽装が行われ、問題化されました。

建設業ばかりではなく、従業員が、5人までなら、その義務は、有りません。

ただ、それでも労災保険・雇用保険には加入する義務があります。

「5人以上の人手が必要になれれば社会保険に入らなければならない」と言う企業負担を、いかに考えるか・・・それは、企業の生き残りにかかっている時があります。

そこで、デメリットだけでなく、メリットとデメリットを考えてみましょう。



2社会保険加入のメリットとデメリット

メリット・・・従業員の福利厚生になる

       企業の従業員の扱い方指標の一つが上がる。

       銀行融資に際し、信用度が増す

デメリット・・企業側の負担分がある

       建設業での銀行融資の際は、建設業許可が必須。


3まとめ

・企業負担の増加をデメリットだけで捉えると、人材も集まりにくくなります。

しかし、「信頼度」が増すことによるメリットを、生かす方向にもっていきませんか。





<参照>

【偽装請負・偽装1人親方】(やさしい法務用語)

0コメント

  • 1000 / 1000


行政書士 井原法務事務所
TEL/FAX 058-241-3583