この本・・・・
「いい本です」。「とてもいい」
しかし、難しい。難しすぎます。習得するには簡単ではないのです。
つまり、弁護士でなくても、人と人の会話の中で是が非でも取り入れたい話法のHOWTO本であるにもかかわらず、難しいのです。
説明の仕方が難しいのではなく、なるほどと理解しやすいのですが、いい事がい~ぱい書いてあって、しかも、こういう事を真似しろと言っても余程練習しないと見に付かないのです。
まあ、所詮、どのようないい情報があっても、それを1つでも、実践せよとしても、長続きしません。
要は、宝の持ち腐れになります。
「よい情報」と言うのは、今、貴方がそれに近いことをやっている最中か、その情報通りの事に専念しつくせる意気込みと時間があるかどうかなのです。
なので、3日坊主に終わりやすいのです。
あなたもこれを読めば、良い情報だからと、読み進めながら赤線を引くでしょう。
また、この本の様に会話術を、会得するのは、頭の機転が利く人であり、そうなる事でもあります。
つまり「ああ、言えば、こう言う」「こういえば、ああ言う」と、反論にたけた議論が出来ることこそ、人を負かせることが出来ると言うものです。
してみると、弁護士は頭の機転が利くことも確かですが、口先がコロコロと相手の先取りを出来るような人が向いているとも言えませんか。
そして、弁護士である以上、検察側には勝たねばなりません。
私は、ご存知のように弁護士ではなく、行政書士ですから知りませんが、物の本によると、「裁判において、反対尋問は、その場ですぐやる」のが基本だそうです。
であれば尚さらでしょう。このような会話術を身に着けることがいかに重要か。
※「弁護士の論理的な会話術」谷原誠著
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