有名なT.S.エリオット*の「4月は最も残酷な月」(April is the cruellest month) で始まる、「荒地」(The Waste land)。
これは、非常に難解だと言われます。
以前原書のペーパーバックス版を読もうとしたことが有りますが、一行も進めませんでした。
抑々、英訳しても全くできません。
だから、それ以上読んだことが有りません。
「だったら、推薦できないじゃないか?」といわれましょうが、英語の分かる文学好きな方には、あえて、一度手に取ってほしいと願うのです。
そして、出来れば、この詩の話をしていただけたらと思っています。
ある大学教授曰く「この本は、シェークスピアなど足元にも及ばない。シェークスピアの本など三流だ」とよく言われていた事だけは、忘れもしません。
ちなみに、岩波文庫で出ているとありますが、書店でも見たことがりません。ただAmazonにあります(「じゃあ、買って読めば」とおっしゃるでしょうね。と言うより、感想をお聞きしたいのです、原書での。)
*T.S.エリオット:英国詩人。長編小説「荒地」(The Waste land)超難読な詩で、第一次大戦後の社会を描く。ノーベル文学賞受賞。
1888~1965(76歳没)アメリカ生まれ、国籍、アメリカからイギリスへ。もとの家系は、イギリスと言う。
※「荒地」岩波文庫
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