ご存知のように「衣食住」というのは、人の生活に必要な基本となる事項の事です。
しかし、今や、長寿社会となり、医療費は、高齢者をはじめとして、ひっ迫状態となっています。
「衣食住」というよりは、「医食住」と言ったほうがいいくらいです。
又は、「医衣食住」と言い換えたほうがいいかもしれません。
この中でも、「衣食」は、消費者にとっては、(専門性を作る側の必要性を別に置くと)、何処でも、いつでも、自由に手に入れることが出来ます。
それに比べ、「医・住」は、費用・専門性を考えれば、それらは、特別なものが有りますし、「衣食」の様な、いつでも・どこでも・費用を抑えると言った事が、初めから抑制されるものです。
ちなみに、高齢者医療費の積算額は、断トツになっているのは当然の成り行きでしょう。
令和元年の厚労省統計では、
5 年齢階級別国民医療費
人口一人当たり国民医療費をみると、65歳未満は19万1,900円、65歳以上は75万4,200円となっている。そのうち医科診療医療費では、65歳未満が12万9,800円、65歳以上が56万4,000円となっている。歯科診療医療費では、65歳未満が1万9,900円、65歳以上が3万3,900円となっている。薬局調剤医療費では、65歳未満が3万6,500円、65歳以上が12万6,800円となっている。
そして・・
1.国民医療費の国内総生産
国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は7.93%(前年度7.79%)、国民所得(NI)に対する比率は11.06%(同10.79%)となっている。
とあります。
厚労省HP「令和元(2019)年度 国民医療費の概況」の中の「結果の概要」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/19/dl/kekka.pdf
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