1⃣ コピー機が2台必要と言うのは、正しくありません。
・実のところ、今現在4台あります。その内3台は、インクジェット方式、もう1台は、熱転写方式の、いわゆるとても古いものです。
インクジェット方式のものは、一つだけが顔料インクのみであり、他は染料インクです。
過去に数台故障して変えました。
一般に個人企業なら、大きくはリースでレーザータイプの大型のものを借りているか、小型のビジネス用を持っているかがほとんどでしょう。
設計事務所や測量関係・デザイン関係なら、また別のクラスのものを持っているでしょう。個人事務所が持っているものとしては、レーザー機が一般だと思われます。
大量印刷ともなるとレーザーの方が早いし、一般印刷に似た出来具合が望めます。
勿論、インクジェットでも多くの機種が出ており、社内向けには、何の損失もなく、推奨されます。御存じの様に、インクジェットのインクには、染料と顔料の2つがあります。
染料の方が個人用機器としても多く出回っています。
・Aメーカーは、写真印刷がきれい(=文字よりも写真に主眼を置く)とか、Bメーカーは、文字印刷がきれい(=写真よりも文字印刷に主眼を置く)と言う違いがあります。
しかし、素人目には、写真のきれいさにさしたる違いはないと言えるほどどちらもきれいです。
そうであれば、写真家の様な専門家や、趣味でもない限り、事務用には文字+付加するカラー色が、鮮明であればいい話です。
その点、染料インクが、ノズルのつまりなど故障が少ない点からも、よく使われるとも聞きます。実際、染料インクのコピー機を、私どもも使っていても、何一つ故障などありません。
・とは言え、「染料インク」は、水に弱いのが最大のネックです。
年賀状に使用してもインクジェット紙を使いますし、郵便配達の方も雨に簡単に濡れないよう扱うそうです。ですから、滲んだハガキを見たことは、ありません。
社内で扱う分には何も問題はないのですが、誰も、コーヒーなどの飲み物を、そばに置きながらやっていないとは言い切れません。
少しでも、それが印刷物に掛かれば、それで、滲んでしまします。
それに、戸外で置いておくと、日光に当たる時、色あせがすぐに来てしまいます。
そのようなインクの出来合いに何も感じないはずがありません。
時として、自分の名刺もそれで印刷している人も見えます。
私も発注切れの間に合わせとして作ってみました。
が、やはり、少しでも濡れると見れた物ではありません。
せめて、黒インクだけでも、顔料である方が、安いプリンタ―であっても機能としては最低限必要かつ十分であります。
2⃣顔料インクモデルがインクジェットでもよい?!
・顔料は、水濡れに強いですが、やはり、レーザーと全く同じとは言えません。
インクその物が紙の上に載っているのか、紙に染み込んでいるのかの違いがあります。
役所関係でも、染料インクであっても何も問題はありません。
しかし、先ほどの如く、名刺を作ったり、自社の封筒や、お客さんへのチラシなどを作るとすれば、染料インクでは問題外です。
名刺を顔料インクでカラーで作っている人からもらったものがあります。
工夫が凝らしてあり、とてもきれいです。が、やはり、印刷会社でのものとは出来合いが違います。(当然ですが)
しかし、作る量や、自分の好みを生かしたい時には、大量に作ればコストが掛かりすぎます。そんな時には、これで作ったほうがどれほど安堵できるでしょうか。
名刺も、封筒の自社名もすべて自分の思いを入れた城の様な宝物のひとつです。
例え不特定多数に配る消耗品であってでもです。
(その証拠に、初めて名刺を持った時の感覚はどうでしたか?一人前の様な気がしませんでしたか)
・インクジェットでも、顔料インクが、良いようです。
ただ、インク代を考えると、どうでしょう。
今はやりのインクタンクはコスト的には十分ペイする感じがします。
染料インクであっても、中々高いものですし、機種ごとにインクも違うので兼用が出来ません。しかも、中には、黒インク一つだけでも,5,000円するものがあります。
これで仕事上ペイするのかどうかは、使う量にもよりますので一概に言えないでしょうが、高い!いや高すぎると言えます。
・又、多くがA4サイズをメインにしていますが、やはり、事務用には、A3も有ったほうが便利です。勿論、はがきサイズは初めから入っている物でありたいですし、別に、年賀状専門と言うのを買うのは、もったいないことですし、それは不要です。
カセットが1台か2台かは、本人の意向次第です。1台でも、カセットの中の位置をを変えればいいだけの話です。それに、多くは、初めから、ハガキサイズのトレーと、A4・B5などとは、トレーが違うでしょう。
・FAXもついている複合機なら、専用のFAXよりも、画面で中身をみられるので、削除・印刷の別をその場で確認できます。
・では、先ほどの名刺を、自分で作る時のことをもう少し話しましょうか。
文具売り場に行けば、A4サイズで、10x10=100枚作れるシートが売っています。
ミシン目入りなので、最後には、簡単に切り取れますが、ミシン目が細かいものでないと、ミシン目跡が、ボロボロしていてよくないものです。
ミシン目が細かい方が、切り取った後は、綺麗です。
普通のコピー機は、中で、紙が一回転するように送り出しています。
その時、ミシン目の細かいシートは、そこがバラバラになり安く、どうかすると、すでに一部が切り取られたまま印刷されて出てきます。
これでは、シートにはその時にずれて印刷されてしまいます。
レーザー機のものは、これがないと聞きましたが、実際にやっていないのでわかりません。
・そして、この手のビジネス用は、家庭用に比べると保証期間も1年と短めのようです。
その店独自のプラス保証もついていないのが多いです。
年間5万枚、6万枚と印刷するのであれば、リースの方がメリットがあるかもしれません。
そんな保証がないからです。
<結語>
・最初にインクジェットを持っているので、1台は、染料のタイプ、もう1台は、顔料のタイプが必要となってしまいました。
1台で、顔料+染料のものでも、カラーものでない限り、「基本落ちないもの」は出来ます。
又は、レーザー1台にします。
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