これは、基本的に、その国に労働者を送り出す機関・制度が揃っていない国もあると言う事です。
●外国で働きたくても、職業能力の無い人・専門学校など卒業していない・自国語しか話せない(日本語教育が無い・日本語学校が無い)・送り出し機関がない等の国にとっては、外国で働くこともままならないので(日本は、基本的に、単純労働は受け付けない)同じ言語を持つ国だけへ働きに行く。
例えば・・・
・母国語がアラビア語で、本人はアラビア語しか話せないので、アラビア語を話す近国(のみ)へ行く。
・また、アラビア語しか話せない人が日本へ来るにも、既に日本で事業をおこなっている同国人のところへ働きに来る方法(この人たちは、ほとんどこのタイプ)=これは同時に、同国人としか日本では付き合わないと言う傾向になりやすい。、
●逆に、能力のある人、自国で高学歴な人は、他国の大学へ留学して、そのまま卒業後、そこの国で働ける。
その場合、自国で、大学や、専門学校を出て、日本へ留学してくる。日本で、日本語を勉強して、更に大学へ行き、その後日本で働く(=働ける)又は、自国へ戻る。
それ故、大卒の上に、更に日本の大卒・大学院卒となり、より高学歴になる。
例えば、東アジアでなら、インドネシアよりもマレーシアの方が、日本語教育も盛んなので、マレーシア人が留学でなくても、はじめから就労としてくるのが多くなる(日本へ来れる)と言う。➡結果、アジアでは、日本が一番近く、先進国であるがために、日本へ送り出すための制度が出来ていたと言う事。
●「偽留学」も働きたいが為、(上述のように日本語も話せない・学歴もないが、留学なら・・と言うプロセスで)偽造してまでも「留学」ビザで入国してくるのも、同じ意味でもあるのです。
●すなわち・・・・・
日本へ来てもらうには、そこの国に日本語教育がある事・日本へ送り出す制度、機関が揃っている事がとても大事だと言う事です。又、日本側が、受け入れ体制をいかにするかでもあります。
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