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即席知識を得たい時の本とネット検索


1検索

ちょっとした調べ物には、PCにしろスマホにしろ、ネット検索が早いのは誰もが知るところです。更に、もう少し概観也を知りたいと思う時に、ネットや本でも、調べようとすれば、10分20分で済ませられるのは、ネット検索が多いでしょう。

ただ、同じところをいつまでも、見ていると言う分には、ネットよりも本のがいい時があります。

本来、ネット上で検索したものは、ダウンロードできるものならダウンロードして、印刷也すれば本同様に、チェックしつつ、赤線でも引いたり、鉛筆で書き込みでも出来ますが、何枚もあるとほぼできません、それに、大量の情報を印刷して読むとか、チェックするとかは、仕事でもない限り不要でしょう。


紙ベースでの情報より、電子情報化する方が、内容の圧縮や検索も早いので、どうしてもこちらが良いのですが、大量の情報をすべて、電子化してしまったものを、いくら仕事でも、ダウンロードして印刷するとなると大変です。一個人が読むには、コストが掛かります。

例えば、今まで、本として出版されていたものが、容量が3倍、4倍に増えたから電子化したと言うと、それは「読む」より「検索」「調べる」が主立ってきます。

本来が、本自体が「読む」を基本にしている以上、電子化しても、「読む」行為は、情報が多ければ多いほど、いつまでも画面を見続けることになります。

だから、本などは特に、情報量が多くなり、訂正版を重ねて来ても、本としての形を残し続けることと電子化と言うのは平行に進めていくのが都合がいいはずです。

・「本」から「まなぶ」と言う時は、いつでも手元にとって、何度も前に戻ったり、考え込んだりする行動を伴いながら、学習します。電子本も同じ事は出来ますが、あっちのページに飛んだり、こっちのページを参照したりするには、「本」と言う紙媒体である方が使いやすいはずです。

それにPCやスマホの画面を長時間見続けるのは、眼もその体の姿勢からしてもあまりよくありません。近頃、「座り続けて作業をしているとがんの発症率が高まる」と言うような事も耳にします。それがどれくらいの事か、知りませんが。


・「電子本」と言うのは、これ以外に携帯性のいいものはないので、重宝します。ただこれは、小説なども「何処でも、いつでも読める」に対して、「本をよむ」と言うよりは、読むだけの行為に過ぎない点もあることを感じます。

いわば、「本を読むための道具を使っている」に似ていますので、小説や詩であっても、辞書的な検索に近くもあります。どこか、行間を読みにくいのです。

文学は、行間も詠む必要があるとよく言われます。本には、特に文学・詩に対して行間を読むための文字の位置もあります。

その意味では、次にお話するところの「本は道具」です。

・大量のデータの送受信には、今の機器は非常に便利に出来ています。



2本・・・内容+量+値段=情報取得の3要件

本は、速読術で読まない限り、スピードは出せないでしょうし、必要以上に出す必要はないでしょう。「考える」と言う行為に対しては、電子情報よりは「本」の方が向いています。

「手にとって読む」と言う行為自体が、既に、考えると言う行為の準備段階に入っています。


<知識は得たいが、普通の新書でも1時間では読めきれない方に>

長々と読んでいる時間はないが、もうちょっと知識が欲しいと言う時は、文庫や新書タイプの本で、知識を得る方が短めですのでいいですが、1時間ぐらいでは、中々、終わりそうもないでしょう。
ならば、出来るだけ薄いページくらいの本を探しましょう。
でも、そのページ数では、普通、新書版にはありません。(「ブックレット」と言うタイプはとても薄いですね)


<即席知識の詰め込みに、20~30分読書のすすめ>

例えば、仏教やお墓のことなどは、新書版で、出ていますから、それを読めば手早く概観の知識が得られます。それでも多いと言う向きには、ダイソーで出ていた、(今は無いのですが)20冊ほどの「仏具の話」シリーズは、読み物風の構成で、「早く・簡単・読みやすい」の3拍子が揃っていました。

自分の仕事関係の書物ばかりで、他の分野の本には中々手が出せないと言う向きにも、これらはとてもおあつらえ向きです。何しろ1冊100頁弱。一般の新書は、少なくとも平均的には、300頁くらいは有ります。それに、値段は500~1,500円位します。それに比べこちらは、100円+TAX。なんと<安く・早く・手軽>に知識を得られるのかです。

残念ながら、すぐに無くなりましたが。

20~30分あれば読めます。決して難しく書いてはありません。内容量が、一般書並みには当然いけませんが、話題量としても十分です。


・とは言え、これらを試している方もあると思いますが、あなたに合った方法をやっていただけば結構です。

ただ、試してみるメリットはありますから、雑学本や他の種類の本でもありますので、若し、100円均一で見かけたら、どうぞ、やってみてください。(ただし、種類が無いと言うデメリットがあります)小さい子向けの本も有りますので、これもうってつけです。


・また、ノートには、外国人の方も、漢字・ひらがな・カタカナ・小学生学年別などもありますので、あまりにも重宝です。

それに、「100円なら・・・」と言う考え方はあまり良くありませんが、100円なら、捨てても失くしても、もったいないとまで言い切れないでしょう(全体の価値と値段を考えれば、反ってもったいないかもしれませんが)

<本は道具です=使い方は、あなた次第>



3本に対してよく出てくる用語

・これらは、本来が、知的イメージが強い言葉ばかりです。

・本の虫・活字中毒・古本屋通い・本屋のはしご・斜め読み・本の肌触り・本に囲まれる・文字を追う・行間を読む・作者の意図・本を携えて(旅に出る)・最期の一冊・人生を変えた本・旅と本・本を書く・本は友達・本工房・拾い読み・資料・史料・死料・書物・書籍・文献・(本を)繙く・本のある生活・本好き・書棚・書庫・図書・○○文庫・読書・積読・購読・


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